11月23日、24日 福島県・郡山市
星野文昭絵画展実行委員会
今のご時世ですから受付記帳を嫌う人もみられましたが、絵を見ていくうちに、アンケートから署名までつながっていく人がたくさんいました。 中学生のグループから高校生、70歳の老夫婦まで、老若男女が来場して、「あのリンゴは本物よりもおいしそうだ。ガブっと食べたい!」「ステキな缶バッジまでもらえてラッキー!」と話してくれました。 絵画展実行委員の職場の同僚も複数訪れました。会場と同じフロアにある行政窓口に「今二人で婚姻届けを出してきたところ」という同僚が、星野文昭さんと暁子さんの絵と詩という愛の形に触れていきました。 隣の展示室で書道展をやっていた書家は「作品に描き手のすべてが表れるのは絵も書も同じ。優しくてよい絵だが、自由さ、遊び心がないと感じる」と絵の感想を述べていました。それは獄中という環境が強いたものです。自由になった星野さんの描く絵はどんなだろうと想像してみました。 福島の2大地方紙、『福島民報』には案内記事が、『福島民友』は開催1日目に取材に訪れ、開催2日目の朝刊に写真付きで紹介記事が掲載され、それを見て来場された人もいました。 郡山での5回の開催のうち最高の入場者数となりました。郡山に風が吹いてきました。(郡山市 橋本光一) |