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  12月7日 京都府・京都市
                       星野文昭さんを取り戻す会・京滋

暁子さん講演に勇気わく
60人の半数が新たな人々
12・7京都星野追悼集会
 12月7日、京都市に星野暁子さんを迎え、星野文昭さん追悼集会を開きました。参加者は60人で、その半数は新たな人々でした。
 黙とうとDVD上映後に京滋の会代表の田村祐二さんが訴えを行いました。
 詩「アカバナーの手紙」の朗読で始まった暁子さんのお話には、怒りと同時に勇気が奮いたち、星野闘争が改憲・戦争阻止の大きな軸になる、その位置と展望が感じられました。特に印象的だったのは、11月訪韓時に韓国拘束労働者後援会のチョヨンゴン会長が「星野さんは日本のチョンテイルになる存在だ」と語ったという報告でした。
 元原発労働者の斉藤征二さんは「70年安保・沖縄闘争は未来を創る闘いだった。関西生コン支部の武委員長と文昭さん、暁子さんの人生は団結の素晴らしさを示す」と感想を述べました。
 高原恭平全学連委員長と共に参加した学生は、地元での絵画展の経験もまじえながら、「星野さんの言う人間が人間らしく生きられる社会は私たちが目指す社会です。71年沖縄・渋谷の闘いを引き継いで星野精神を継承して闘います」と表明しました。
 京滋の会結成以来の会員・伊藤美子さんは、「今年3月、四国地方更生保護委員会に出した要望書に『星野さんを小林多喜二にしないでほしい。生きて返してください』と書きました。まさかとは思いながらも、そう書かざるを得なかったのです」と、国家権力を激しく弾劾しました。
 集会のまとめは会員の相川文男さん。「集会をやって本当に良かった。70年安保・沖縄闘争がいかに大きな闘いだったかを改めて思った。文昭さんはその地平を不屈に守り、様々な人々を結び付けました。改憲、戦争に突き進む安倍政権に対して星野さんが結び付けた力をもっと発揮しよう。星野さんは私たちと共に生きている。それを確認しましょう」とまとめ、その後の交流会も大成功で終了しました。(ユニオン自立 榎本順一)