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  8月17日~18日 福島県・福島市
                       福島・星野文昭さんを取り戻す会

一枚一枚の絵の中に生き
続けている星野文昭さん
 8月17~18日、コラッセふくしま3階展示室で星野絵画展を開催しました。
 35度を超える酷暑の中を多くの方が足を運んでくれました。
 当日、会場周辺でチラシを受け取ってこられた方が多かったようです。新聞記事を見た人、たまたま同じ建物に仕事で来ていて会場前で足を止め来場した青年もいました。
 皆、星野さんの絵の前で足を止めじっくりと見入っていました。また、多くの方が備え付けのモニターで星野さんの獄中44年DVDを食い入るように見ていました。絵の並べ方は、最初に文昭さんの自画像、最後に暁子さんを描いた絵、2番目には絶筆となった「アフガン、山の学校で学ぶ」を並べました。このアフガンの少女の絵が、アンケートでは来場者の一番印象に残った絵となりました。
 「とてもきれいな絵、心のきれいな正義感の強い方だと思います」「初めて知った事実」「チェルノブイリ今を生きる少女の目がとてもやさしくてホッとしました」「絵を見て涙が流れてきました。星野さんの絵はこんなにも暖かい。暁子さんの詩にも感情が揺れました。星野さんの闘いの記録も見て、知ることができてよかった」アンケートにはこのような感想が書かれていました。星野さんは亡くなりましたが描かれた一枚一枚の絵の中に彼は生き続け、今回来場した人々の心をひきつけ心を動かしました。絵画展は大成功でした。この絵画展の成功をばねに、福島でも星野精神を引き継ぐ新たな闘いをつくり広げていきたいと思います。(長沢宏)