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  10月25日~27日 東京三多摩・昭島市
                       三多摩・星野文昭さんを救う会

市民文化祭の平和展で展示
 昭島市教育委員会主催の昭島市民文化祭の平和展が10月25日から27日まで、昭島公民館で開催された。平和展のパネル展示は、「転換期における日本人の人権・平和について」というテーマでした。「自民党改憲案4項目の検証」「第2次世界大戦後のドイツと日本の比較そしてこれから」「変わりゆく自衛隊」「横田基地は今、攻撃指令基地に変貌している」などのテーマで各団体が展示し、個人参加という形で、「星野文昭さんの人権は守られたのか」と題して、星野さん絵画2点と資料を展示しました。ビラに掲載された紹介文は、沖縄返還協定批准阻止に向けてたたかい冤罪を受け、獄中44年無実を訴えた星野文昭さんが今年5月、昭島の東日本成人矯正医療センターで亡くなられました。獄中者の人権は守られたのか。つれあいの暁子さんに贈られた絵画と暁子さんの詩を展示」と紹介されました。
 5月にこの公民館で絵画展を開催しましたが、それを見た人達がこの平和展にも展示したらどうかということから参加することになったのですが、「一人の人権が侵された時、皆の人権も侵されたのだときずくことが大事だと思います。」という発言など、参加を巡っての意見交換の積み重ねで実現しました。根底には、安倍政権の改憲攻撃に対する危機感があります。昭島では、日常的にオスプレイが銃口を市民に向けながら常時飛来している現状がありますから。
3日間で約130名が見学、資料として星野新聞を渡しました。「ほんとに酷い話ですね。」「初めて知りました」「国民救援会でも取り組んでいますか」「私も、佐藤訪米阻止闘争に参加しました」など会話が弾みました。星野新聞読者の方は、「暁子さん頑張って下さいと伝えて。」と励ましてくれました。
 来年の5月頃にはまたこの公民館で絵画展を開催したいと決意しました。第3次再審や国賠訴訟を闘い、星野さんの無実を実現しよう。(大畠信子)