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  8月28日~9月2日 香川県・高松市
                    香川・星野さんを取り戻す会

高松市美術館で絵画展

 バイオリンの音色が、高松市美術館の中で静かに響く。茨城の日下部伸さんだ。文昭さんと暁子さんの絵画と詩の前で、絵画と対話するかのように奏でている。絵画と詩に込められた二人の命に、日下部さんの思いと命が重ねられていく。私はその空間にしばし身を委ねた。人間の生命が根源的輝きを放つ時、人間は最も人間らしくなる。幸せなひとときだった。
 今年3回目の高松絵画展は、とても素晴らしいものとなった。一人ひとりが星野になる。その思いで皆で取り組んだ絵画展。6・3全国集会とパレード成功の地平に立って団結して取り組んだ絵画展は、これまでとは格段に違う幸せと喜びをもたらした。
 絵をじっと見続けていた文昭さんと同年齢の方。 
 「私は自由に動けるのに、心は自由でない。星野さんは不自由な境遇なのに心は自由。星野さんがなぜこのような絵を描けるのか。絵画展のたびに毎回、元気をもらっている。
11・25集会には参加したい」

 
星野さんの事を皆に知らせたい

 要望書集めで街頭に立つ。お母さんと小学生の女の子が近づいてきて、すっとペンを取る。「今、見てきました」。ふと見ると、女の子の胸に星野バッジが輝いている。そのようなことが、次から次へと起こる。もちろん、それが途切れることもある。そんな時、またペンを取ってくれる若い人がいる。「無関心が一番いけない」そう言って、要望書のボードをとるのだ。その人はゼッケンを指して、「無実の人が捕まっているんだろ。許せないよ!」と言って書いていく。「自分はこれくらいしかできないけど。頑張って」そう言って去った。
 真っ直ぐな眼差しが心に染みた。そして涙が出た。通り過ぎる人の多くは、忙しくて自分のことしか考えられないような状況に追い込まれているだけなのであって、本音ではこの腐った社会を何とかしたいのだ!
 生きている実感や幸せを全身で感じたいのだ! 街頭に立つ幸せ。
 街頭では、教員仲間や元同僚に多く会う。教え子にもたくさん会う。50歳くらいから中学生まで。教え子の子どもは、孫のようなものだ。「じぃじぃ」と言って私に寄ってくる。バッジが欲しいというので、たくさんあげてしまった。保護者にも、業者の方にも会う。まるで「路上の同窓会」だ。みんなに知ってもらいたい。星野さんのことを。改憲阻止のことを。そしてみんなで実現したい。人間らしい、みんなが幸せに生きる社会を。
 来場者500人。街頭で集めた要望書100筆。スタッフも増え、みんなで団結して取り組んだ絵画展。何よりも幸せを全身で感じた絵画展。あっという間に過ぎた絵画展だった。
 次は10月1日の更生保護委員会への申し入れ。要望書をうず高く積み上げて臨みたい。そうして、11・25再びの高松での全国集会へ! 今度こそ、星野さんが登壇してくださる集会として実現したい。