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  11月9日~10日 東京北部・練馬区練馬
                         東京北部・星野文昭絵画展実行委員会
                         教育懇談会(狩野裕子)

中谷美弥さんの版画も展示
星野・狭山一体の絵画展
 11月9、10日の2日間、練馬区立厚生文化会館で星野絵画展を開催しました。区内では何度も絵画展を積み重ねてきましたが、今回は、星野闘争と狭山闘争のコラボ企画にしました。星野さんも石川一雄さんも無実であり、国家権力による冤罪=権力犯罪との闘いです。全証拠開示で確定判決を覆し、再審開始をかち取る闘いです。今回、版画家の中谷美弥さんに「狭山差別裁判を彫る」木版画シリーズを友情出品していただき、企画が実現しました。
 初日は雨でしたが、2日目は館内にあるお風呂や児童室に来た地域の方々や子どもたちが続々と来場し、てんてこ舞い。年配の方は「石川一雄さんと一緒だ」と中谷さんの版画から星野さんの絵画へとじっと眺め、「涙が出る」。小森龍邦さんが、星野さんの仮釈放のために高松の更生保護委員会に申し入れをしたことも話題になりました。子どもたちは、自分たちの使っている絵の具が星野さんのと同じだということに感動していました。
 事前に会館周辺の住宅にチラシを全戸配布し、また、狭山闘争のビラも配布してきたことも今回の成功を支えました。当日は、百万人署名運動の仲間が練馬駅前で署名運動をしつつ絵画展のチラシも配ってくれたことで、「駅前でもらいました」と来られた女性もいました。
 星野闘争が狭山闘争と一体となり、改憲阻止の軸に座り、地区の闘いが豊かに広がっていくことが実感できました。