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  10月8日~14日 岩手県・盛岡市
                        いわて星野さんを救う会 (岡田幸助)

多くのスタッフにも恵まれ
ギャラリートークに新挑戦
 11月8日から14日まで奥羽キリスト教センターと岩手教育会館で星野文昭・暁子詩画展を開催し、332人の方が文昭さんの絵と暁子さんの詩を見て下さった。13日には初めての試みとして暁子さんのギャラリートークを行った。
 教育会館を訪れる人には社会問題に関心のある人が多く、足を止め、沖縄の歴史と星野冤罪との関わりを解説したパネルもじっくりと読んで下さった。中には涙ぐみながら話を聞いて下さった方もいた。要望書は111人の方が署名し、多額のカンパを頂いた。
 アンケートには「星野さんの絵と奥様の詩からお二人の純粋な心が伝わり、『獄中』という言葉があまりに悲しい(40代女)」「沖縄への熱い想いが伝わります(60代男)」「夫妻の強い絆を感じる(50代男)」等の言葉が寄せられた。
 ギャラリートークは、暁子さんが20点の絵の前で1点ずつていねいに解説し、添えられた詩の朗読も行った。集会とは違う形で暁子さんが思いを語って、参加者の心を打った。ある女性は「1カ月前に初めて星野さんの存在を知り、1日中、今どうしているのかなとずっと考えていた」と発言し、獄中での日常生活や処遇について質問した。暁子さんは「文昭は、自分は沖縄を闘って人間になれたと言いました、私も共に生き人間になれました。仮釈放をかちとるために何でもやりたい」と強い思いを語った。
 今回は1週間の長丁場なので事前に市内の教会を回って訴え、のべ46人がスタッフを担ってくれた。『朝日新聞』や地元紙の取材と報道もあり、新しい広がりを作り出すことができた。