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  3月2~4日 東京西部・杉並区高井戸
                 星野文昭絵画展in高井戸実行委員会

地域の人たちが中心に

 3月2日から4日まで、杉並区高井戸地域センターで昨年に続いて2回目の絵画展を行いました。3日間で来場者は243名、「要望書」に署名された方は65名にのぼりました。事前に昨年の賛同者や「星野署名」に協力いただいた方に絵画展の案内を郵送していました。また、直前の日曜日にはユニオンの仲間と共に地域に戸別ビラ3500枚を入れ、駅前では会期中を含めて連日のビラまきも行いました。
 絵画展初日のオープニングパーティーには、地域の人たちが多数訪れ、みんなが意見を言い合って交流を深め、絵画展の成功を確かなものとしました。
 今回は、星野さんの数多くの絵から「沖縄・フクシマ、そして戦火の中のこどもたち」というテーマで、戦争反対の姿勢を貫く星野さんの主張が届くように願って展示を構成しました。「新作はどれですか」と言うリピーターの方もいて、着実に星野さんの存在と闘
いが地域に浸透していることがうかがえました。星野さんの闘いについて、多くの人たちが耳を傾けてくれました。「無実なのだから一日も早く獄中から解放しよう」という私たちの訴えが、「要望書」の署名に結びつきました。
 会場を訪れた高井戸在住の元『話の特集』編集長でジャーナリストの矢崎泰久さんも「頑張って! 協力します」と署名されました。「立場は違うが、星野さんのことだけは」と「要望書」を持ち帰る方もありました。
 何よりも、地域の人たちが中心となって「絵画展」を担ったことが、今回の大きな成果です。実行委員会は星野さんを取り戻す地域の運動の形成をめざして次に進みたいと思います。