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  1月26、27日 兵庫県・神戸市
                 星野さんをとり戻す会・兵庫

絵画展開催と一体で
とり戻す会・兵庫結成

 1月26日、神戸市婦人会館で「星野文昭さんをとり戻す会・兵庫」が、絵画展と一体で結成されました。34番目の結成です。結成総会には、「大阪の会」副代表の泉さんが駆けつけて多額のカンパを渡していただきました。また、徳島救援会、京滋の会から、熱い連帯のメッセージが寄せられました。感謝、感謝です。
 総会は 「2011年からの労働学校での取り組みと徳島刑務所闘争や絵画展開催を積み重ねてきたが、何よりも5・12関西合同労組への弾圧が結成を決断させた」との基調提起を受け、「一人ひとりが星野となり、暁子となって闘い、直ちに取り戻そう!」を合言葉に参加者全員が入会しました。討論では、青年の獲得を軸にした会員拡大や定例街宣、年内に絵画展を開催することや近畿救援会と共に全ての治安弾圧と闘う救援会として弁護士の組織化を進めようと確認しました。
 関合労阪神支部長で、朝鮮戦争に反対する在日の会代表の許用皓(ホヨンホ)さんは体調不良で結成総会にはメッセージ参加でしたが、翌日の絵画展には参加されました。
 1月22日の関西合同労組阪神支部弾圧第4回公判での「罰金10万円」の求刑に対し、3組合員が、弾圧を団結の拡大に転化した勝利を宣言し、戦争・改憲阻止18年決戦突入を確認した息吹そのままに、「とり戻す会・兵庫」の歴史的な結成となりました。
 許支部長を先頭にした18年にも及ぶ闘いが労働法制改悪・非正規職大量解雇に対する労働者階級の総決起に合流することに恐怖したのが「5・12弾圧」です。絵画展のビラを「かねひろ弾圧粉砕」と一つの闘いとし、労組と婦民などの地域拠点建設として区役所や保育所、裁判所、弁護士事務所等にまきました。
 26、27日、同じ会場で行った絵画展には50人が来場し、多くの署名やカンパも寄せられました。『赤旗』読者という女性が「こんな闘いは知らなかった。赤旗に載っていないのはおかしい」と共感。治安維持法時代を知っている方もカンパを寄せてくれました。絵画展を掲載した文芸誌『AMAZON』も展示し、兵庫での新しい一歩として成功しました。