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  7月27日~31日 東京西部・杉並区阿佐ヶ谷
                 星野文昭絵画展実行委員会

星野と狭山を一つに

 阿佐ヶ谷地域センターのギャラリー・ぶらっとりーで7月27日から31日まで5日間にわたって絵画展を開催しました。
 今回は、狭山事件の石川一雄さんの獄中短歌をモチーフとした中谷美弥さんの「狭山差別裁判を彫る」シリーズの版画を展示しました。初めての試みでしたが、それぞれの作品に表現された星野さんと石川さんの、権力犯罪によるえん罪と不屈に闘う生き方が、ひとつの空間の中で共振し、「戦争と差別」を撃つ絵画展として成功しました。
 事前に会場周辺に戸別チラシ3千枚を入れ、開催中も連日、駅前や商店街でチラシを配布しました。218人が来場し、星野署名が58筆、狭山署名も50筆が寄せられました。
 「言葉にならないぐらい悔しいですね」と、初めて知った若い女性の言葉。渋谷事件や狭山事件を、過去のことではなく自分の現在のこととして考える若い人たちが増えていることを知ったことも大きな収穫でした。開催中には別室で狭山の学習会や杉並星野さんを救う会の総会も行われました。