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  3月28~30日 東京三多摩・吉祥寺
                      三多摩星野文昭絵画展実行委員会

5千枚のビラをまき 労組にも署名を依頼

すてきな夢ある絵を描かれる方

 3月28日から30日まで、杉並の人たちも多く訪れる吉祥寺にあるガラス張りの永谷ギャラリーで開催しました。
 事前の実行委員会では、2月の徳島行動の報告と「30年問題」について討議し、今年こそ奪還する決意をスタッフ全員で確認しました。
 用意した5千枚のビラは、会場前や各地の集会などでまきました。組合にも訪問、絵画展と署名の協力を訴えました。来場者184人、署名59筆などでした。カレンダーは話し込んだ人やカンパしてくれた人に8部プレゼント。
 40代の女性は「42年の長さに意思の強さを感じる。自分の年令と同じ、自由のない日常を送られていることに、行動の自由は奪われても、表現の自由を持たれていることが唯一の救いでしょうか。風景画が多いことに泣きそうでした」。60代男性は「国家の暴挙許し難し。優しい絵に感動」。80歳の元保護司の女性は「すてきな夢のある絵を描かれる方が投獄されているなんて嘘に思えます。また、原発のことも気にされ、無罪になれることを心から願います」との感想に、星野さんの絵と暁子さんの詩に、威力を感じます。
 調布絵画展以来の福島出身の青年が再訪し、「3・11に、福島・花見山」の絵を愛(いと)おしそうに見ていたのが印象的でした。学生時代に「圧殺の森」を上映した人も来場。多くの出会いがありました。
 病気を抱えながらのスタッフも、3日間は絵画展に足を運び、星野奪還にかける全員の意気込みで今回も成功しました。