3月2~5日 東京西部・杉並区高井戸
「星野文昭絵画展in高井戸」実行委員会
「チラシを読んで分かりました。星野さんは政治犯なんですね」と語りかける女性。「日本のマンデラさんですね」と語り合うグループ。「こんなにやさしく温かい絵を描く人が刑務所にいるなんて……」と驚く人などなど、杉並区高井戸での絵画展は、3月2日から5日の4日間で354人が来場し、大成功に終わりました。 会場の高井戸地域区民センター2階ロビーは、図書室や高齢者活動施設、授乳室や託児室に囲まれた広いスペース。区民センター自体が集会室や温水プール、レストランもあり、駅からも近く地域のコミュニティーとなっている所です。 事前に周辺地域の戸別ビラ入れを徹底して行いました。その結果「新聞に入ってました」(?)と、チラシを持って見に来る方が大勢いました。駅頭でのビラまき、センター利用者への配布にも力を入れました。地域センターの工事関係者が「いい絵だ」と一緒に声をかけてくれる場面も。 会期中、4人の方が賛同金を持ってきてくれました。「私に何ができるでしょう」と語った女性は、次の日からスタッフとして活躍してくれました。ほとんどの来場者が初めての出会いです。星野さんの闘いと存在が、絵画と暁子さんの詩も相まって人々の心を動かしました。 『星野新聞』、リーフレットをそれぞれ約150部配布。署名は61筆集まりました。星野暁子さん、三里塚現闘の岸本豊和さんを招いた4日の「星野さんを語るつどい」は31人の参加でした。実行委員会は、この成功を地域の星野運動の発展につなげていきます。 |