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  8月18日~22日 東京・杉並区阿佐谷
                       絵画展実行委員会

7千枚で宣伝 講演会も開催

 本年に入って、東京での絵画展開催は12地域を超えさらに広がっています。この勢いのもと満を持して杉並阿佐ヶ谷絵画展と「今こそ星野さんを取り戻そう講演会」が開催されました。8月18日から22日までの5日間。会場はJR阿佐ヶ谷駅直近の「ぶらっとりー」。
 開催中にあいにくの台風とも重なるなか、来場者375人、署名78筆、65人のアンケートを戴きました。販売は「獄壁を超えて」15冊、「詩画集」、「愛と革命」「再審資料」、カレンダーも売れ、カンパも多額集まりました。
 21日の「今年こそ星野文昭さんをとり戻そう!講演会」は関東学院大学教授(憲法学)宮本弘典さんの講演をメインに、再審弁護団から藤田城治さんに「ビデオ紛失国賠」最高裁棄却の批判と第2次再審請求の現段階について報告していただきました。
 宮本教授講演では戦前戦後一貫する司法権力内部での人事権力をめぐる暗闘が今日の最高裁人事に貫かれていることをお話しいただきました。そのうえで、戦後における刑事司法が最高裁を頂点とした「治安司法」として検察の超優位性を今日に至らしめていることがよくわかりました。冤罪の温床が実はここに深く横たわっているのです。
 絵画展は暁子さん、誉夫さんを中心に実行委員会をつくり、地域の闘う仲間が7千枚のビラまきに大奮闘しました。絵画展の輪が広がり、再来場者もあって大成功でした。