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  6月1日、2日 東京西部・王子
                 東京北部・星野絵画展実行委員会

反戦を闘った「土地の記憶」 

 6月1日、2日、東京北区王子駅前の「北(ほく)とぴあ」展示ホールで、北区初の絵画展を開催しました。「平日2日間の開催だから、どうなるか」との心配を吹き飛ばす、大盛況! 途切れることなく125人もの人が来場されました。
 信号待ちの人にビラを渡し、一言二言説明すると、皆さん会場に向かわれるのです。しばらくすると戻って来て、「今、見てきました。素晴らしかった! ありがとうございました」「本当にひどいですね。早く出してあげたい」と、声をかけてくれて……。
 思えばここは、ベトナム戦争中の1968年に「王子野戦病院反対闘争」があったところ。労働組合はじめ町ぐるみで反戦を闘った「土地の記憶」があるのかもしれません。
 私の職場「北区役所」は、会場からすぐ。「絵画展やるので、年休とります」と、職場の人たちにビラを渡し、国家権力の不当弾圧を訴えました。来場した仲間たちと、星野さんの絵や暁子さんの詩について、あるいは「戦争反対」と職場の問題、若い世代の雇用不安など語り合うことができ、得難い機会となりました。