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  1月29日~31日 静岡・沼津市
                 星野文昭展実行委員会

新聞を見て来ました 

 初めて絵画展スタッフに参加して関心が高いことに本当に驚いた。食い入るように見ている。ほぼ年配の方で、星野さんと同時代を生きてきた人達だろう。買物ついでに来たのではない。星野さんの生きざまを見るために、わざわざ足を運ぶ方が圧倒的なのだ。「新聞を見て来ました」。絵画展を紹介した地元紙の力は絶大だった。
 刑務所の過酷さを説明する代表。熱心に『星野新聞』を広げ知らせる仲間。星野さんの無実を知らせ、救援するために、みんな必死だった。
 3日連続で来られ、すべての詩を読み、絵の前で涙を流す女性。署名を集めて来てくださる方。「気持ちの奇麗な方だから素敵な絵を描ける。裁判が腑(ふ)に落ちない…」。「学生運動を行っているからと認められないのはおかしい。むしろ主張をする人は必要」と、熱く語る方にこちらも胸が熱くなる。
 星野さんの同級生という方。「生きろ!」と一言書いて会場をあとに。仲間への想い…、必ずこのエールを星野さんへ届けると決めた。
 一人一人が目的を持ち、関心高く足を運んでくれたことにとても心が震えた3日間だった。『星野新聞』を読みたいという方も10名ほど。来場者312人。次の開催地につながると期待したい。