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  3月5日~ 広島・上下町平塚
                 実行委員会

元気をもらいました!ありがとう 

 3月5日、いつもなら人もまばらな広島県上下町。この日、駅前は行き交う多くの人でにぎわっている。今は、「上下ひなまつり」のど真ん中。祭りに訪れた中年夫婦が「絵画展だって!見ていこうよ」。温もりのある絵と詩は「干からびた」元喫茶店を潤し、静謐(せいひつ)な画廊に変えた。二人は、ゆっくりと絵と暁子さんの詩を鑑賞している。「絵はすべて妻・暁子さんのために描かれたものです」。スタッフが説明する。最後に冤罪の経緯の説明を見て「全証拠開示・再審要求 100万人署名」にサイン。「原爆の日の絵と文章が印象に残った」と感想文を書いてくれた若い女性は「詩画集があるといいのに」と一言。なるほど、500円位の手頃な詩画集がいるな。
 30分絵と詩とにらめっこの女子高生は「元気をもらいました!ありがとう」。「今年は場所が変わったね」と地元の人。「こんな人こそ早く出してあげたいね。今の世の中おかしいよ」「詩も素敵。暁子さんもすごいよ!」の声。入り口を飾った缶バッジが祭りのムードとあいまって人だかりに。入場しなかった人達までがバッジをつけて歩いていく。いいことだ。
 7回目の絵画展は、この2日間で入場者300人。署名42筆。「広島で必ず会いましょう!」と言う星野文昭さん。今日のこの一歩が、夢の実現の一歩となるように!