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  9月26日~27日 大阪・泉佐野
               星野文昭絵画展実行委員会

反戦の思い獄中で描く 

 9・6徳島刑務所包囲闘争と戦争法案反対の熱気冷めやらぬ9月26日と27日、泉佐野市生涯学習センターで、「反戦の思い 獄中で描く 星野文昭絵画展」を行いました。泉佐野では初めての試みで、準備期間も短かったですが、約150名が参加。80人がアンケートに記入、カンパは1万5530円、再審署名が64筆集まりました。
 関西合同労組・泉州支部と関西新空港絶対反対泉州住民の会は、共同して駅頭で改憲阻止一千万人署名運動を連続して行い、その陣形で星野絵画展を共同で行うことになり、婦民全国協支部準備会とともに実行委員会を作りました。ビラの内容の検討や、駅、市役所、会場周辺地域でのビラまき、郵送や市内の学校への訪問。1日だけ宣伝カーも回しました。威力を発揮したのが、住民の会がつくった看板と会場前での呼びこみで、たくさん見に来てくれました。初めて星野さんの事を知り、絵を見た人が、何と80人もアンケートを書いてくださいました。
 「絵にはやさしさが溢れているが、反面心の中に秘められた信念の様なものも受けとめられました」「星野さんの優しさ、公権力の恐ろしさを感じました。健康を保ってください」「絵には夢があると思いました」など。
 更に絵画展を担ったスタッフの感想は、「自分も星野さんとともに闘う意欲がわいてきた」「観に来て下さる人々から感動をいただきました。貴方の無罪を勝ち取る事が『私自身の解放になるんだ』と云う実感が沸きました。星野さんありがとう!」「41年もの投獄絶対許せないと、星野さんの存在をわかってもらい、本当にうれしかったです」等です。
 「無実で41年も獄中に」という重みと、星野さんが闘い続けている人であること、美しい絵画が労働者階級の心をわしづかみにし、ひきつける力があることを実感しました。