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  7月17日~19日 三重県 伊勢市
           星野さんを取り戻す会・三重(準)

三重で初の星野絵画展に大きな反響
 7月17日から3日間、三重県伊勢市のいせトピアで星野絵画展を開催しました。台風の影響で初日はほとんど来場がありませんでしたが、翌日の地方版に写真入りで絵画展の様子が報道され、星野さんが獄中で描いた絵を一度見てみたいと70名の参加を得ました。事前の三重県教組、自治労、教会関係者への再審署名の要請で大きな手ごたえを得、初の絵画展の成功で県内での会員拡大、絵画展の連続開催、本格的な取り戻す会発足に展望を開くことができました。
 初めて星野さんのことを知ったという画家は、「落ち着いて描いておられますね。無実で早く出られることを願っています」と激励。また東京の再審署名活動で知り合った方も、地元での絵画展を聞きつけて来場し、「これは見せしめですよ」と権力への怒りを表明されました。
 無実を確信している方で、星野さんの闘いにも強い関心をもって話し込んでいかれました。「ひとりの人の人生がえん罪で蹂躙されるなんてとんでもないことです」「40年間も無実を訴えるということは、並大抵のことではない。星野さんは無実に違いありません。仕事の上で多少心理学に関わっている経験からも確信します」と『愛と革命』を手に取られました。既存の運動には今まで接点はないけれど、3・11以降、個人として発信し続けている方が、たまたま別の用件で来場され、星野さんの存在に出会う偶然と必然を強く感じました。
 他にも三教組南勢高支部のOBの方が、「帝銀事件」の平沢死刑囚の絵画展以来の催しと自ら位置づけ星野絵画展を心待ちにして来場されました。また、DVDを最後まで相槌を打ちながら見た30代の男性は、「国家と革命」の問題として深く獄中40年の星野さんの闘いをとらえていたようです。