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  7月10日~12日 北九州市 
           星野文昭さんを取り戻す会・九州

大きな感動で星野絵画展が大成功 

 7月10日から12日まで、JR戸畑駅前の「ウェルとばた」で星野文昭さん絵画展が開かれ、訪問者約150名で大きく成功しました。
 北九州では初めての開催でしたが、星野さんの絵を初めて見る人も多く、大きな感動をもって受け止められました。今回の最大の特色は地元・北九州を基礎にした実行委員会を形成したことです。毎日新聞労組の林田英明さんを中心に、初日の設営から撤収まで北九州勢が中軸を担いました。3日間、「星野文昭さんの絵、暁子さんの詩」の展示を通して数多くの感動的出会いが生まれました。それぞれの小さな流れが確実に星野さんに届き、星野さん解放の大きな力となって、必ずや徳島刑務所の扉を開くことを感じさせる勇気の出る絵画展となりました。
 11日には、会場満杯50人が参加して、沖縄・平良修さんの講演会が行われました。共同代表の平良さんの訴えは、星野さんを「外側から」助けに行くというのではなく、自分自身を星野さんと一体化し、正義が不正義=日本帝国主義を断罪するものとして、火を噴くような激しさと説得性のあるものでした。
 平良さんは、1879年以来の「琉球処分」の歴史を通して日本帝国主義の沖縄に対する弾圧と差別の実態を明らかにし、同時にそれがアジア侵略のための最前線基地としてもあったことを明らかにしました。沖縄のペテン的「返還」政策に反対して闘った星野さんの闘いの圧倒的正義性は明らかであり、沖縄を含む全国の労働者市民すべてをあげた団結した力で星野さんを奪い返さなくてはならないと、力説されました。
 『毎日新聞』、『西日本新聞』に紹介記事が掲載されたこともあって「新聞を見て来た」という方が多かったのも特徴です。

「全証拠開示」要求署名は51筆集まりました。
 星野闘争は確実に全九州に広がりつつあります。そのためには、この絵画展の連鎖を来年につなげていくことが重要であることを感じます。9月6日の徳島刑務所大包囲行動を成功させましょう!