TOPページへ !
1・20横浜刑務所申入行動                         

須賀武敏さんのMRI検査を行え



                         迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧元被告 十亀弘史



須賀さんと団結し、横刑へ申入(1月20日)
 年初から、戦争を阻止するための熱い闘いが続いています。1月20日の、「迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会」による、横浜刑務所への申入行動も白熱した闘いになりました。刑務所側が抑圧的な態度をエスカレートさせてきたからです。
 申入の内容は、横浜刑務所で不屈に闘い続けている須賀武敏さんとの連帯をかけて、次の3項目です。①東日本成人矯正医療センターへの移監と腰椎・脊椎のMRI検査を直ちに行え、②使い捨てカイロの供給停止は許されない、③刑の執行を直ちに停止せよ。①には、刑務所当局がいったん移監を決定しながら、「そんな決定はなかった」といきなり嘘を言い始めたことへの強い弾劾を含みます。②は、刑務所が真冬に入ってもカイロの購入を許さず、そこでも「市中でもカイロが手に入らない」などと嘘をついていたことへの怒りの告発です。多くの仲間からの抗議の電話などにより、現状では買えていますが、厳寒の獄中では、命に関わる問題です。③は、ずっと求めている根本事項です。無実で高齢で深刻な病状を抱えている須賀さんに懲役を強いることなど、断じて許されません。
 刑務所当局はまず、その申入行動の参加者21人を、いつもの申入場所の正面玄関前から、より目立たない駐車場へと移動させようとしました。なぜ移動が必要なのかの理由を一切述べず、ただ「刑務所の敷地内では刑務官の命令に従え」と繰り返すばかり。加えて、私たちをカメラで写し始め、対して私たち側からもその情況を写そうとすると、実力で阻止。あげく、申入書を読んでいた板垣さんを無視するように責任者が勝手に駐車場へと逃げ出すしまつ。板垣さんがその失礼に激しく抗議しましたがやはり無言を通すだけ。戦時的な弾圧姿勢です。
 「権力を持っているからといって、何をしてもいいと思うなよ」、私たちはさらに何度でも申し入れに立つ構えです。



新聞第136号 掲載