大阪豊中・星野文昭さんをとり戻す会 南谷哲夫
 
青年・学生先頭に 国際通りデモ(3月21日) 自衛隊勝連分屯地での抗議・申し入れ(3月22日) |
3月20日、大阪・星野文昭さんをとり戻す会第10回総会をやりきり、翌日の朝沖縄に飛んだ。昨年11月、今年1 月に続く、現地での沖縄闘争の第3弾目。関西からの5人と共に、沖縄・全国の仲間と固く団結して闘った。
1日目、県庁前での1時間半にわたる集会では、新しい学生が次々と発言。週末に労組結成を行うという、富田晋さんの感動的な発言も。集会の最後に、沖縄万人の力で星野さんを取り戻す会の和田邦子さんから力強い発言。和田さんの発言中、東京・杉並の石井敦さん、三多摩の大畠信子さん、それに私が星野の旗をもって並んだ。集会後のけず力強く貫徹した。
2日目は、辺野古新基地建設阻止、土砂搬入阻止の現地闘争を50人近い部隊で闘った。激しい雨の中、約2時間の闘いだった。自分の身体で、また団結した部隊で、少しの時間であっても土砂を運ぶ大型トラックを阻止した。
次の闘いは、自衛隊勝連分屯地への抗議・申し入れ闘争。日・米帝の中国侵略戦争準備として、勝連に地対艦ミサイル部隊と同連隊本部設置が進められている。少し丘陵で広々とした面積の基地だ。駐屯地門前で、抗議・申し入れの後、1時間近い集会を勝ち取った。6大学から、「自衛隊の中国侵略を許さない。ウクライナ戦争弾劾!」の発言。またコールセンターの新労組を結成しようとしている仲宗根光洋さんも駆けつけ、「資本と本当に闘えない労組は、反戦の闘いも闘えない」と発言した。
ウクライナ戦争勃発で、沖縄における米軍・自衛隊の更なる戦時体制へ情勢は最も大きく変わる。星野文昭さんの闘いを引き継ぎ、「復帰50年」の今年、5月14~16日の沖縄闘争を学生・青年だけでなく、「70年安保・沖縄世代」も参加し、大爆発させましょう
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星野新聞第126号 掲載
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