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救援連絡センターが定期総会
獄中と連帯し、命を守る闘いを


藤田城治弁護士の講演を熱心に聞く参加者(4月4日 渋谷勤労福祉会館)
 4月3日、救援連絡センター第17回定期総会が文京区民センターで開かれ、120人が集まりました。
 葉山岳夫代表弁護士が開会の挨拶を行い、戦争・改憲攻撃との闘いをアピール。続いて山中幸男事務局長が「活動報告と方針」を提起。死刑囚や無期囚の仲間との連帯と、人権を守る闘いを強めようと訴えました。事務局の菊池さよ子さんが特別報告を行い、刑事施設、入管施設でのコロナクラスター発生との闘いと、横浜刑務所への抗議・申し入れは、当局を追い詰めただけでなく、獄中の受刑者に大きな励ましになったことを報告しました。
 第2部は、1969年の救援連絡センター設立メンバーの一人である水戸巌さん(芝浦工業大学教授 1986年逝去)のお連れ合いの水戸喜世子さんが「水戸巌と救援連絡センター」と題して講演しました。
 水戸巌さんは1967年の10・8羽田闘争に反戦青年委員会で参加。マスコミが学生運動を批判するのに対して、「佐藤首相の南ベトナム訪問こそ強く抗議すべきだ。それを抜きに過激な学生運動などとの批判は、政府の動きに目を向けないことになる」とする
21名の知識人声明を出すことに尽力したというお話には感銘を受けました。
 「国家権力の弾圧と闘う人は思想信条にかかわらず救援する」「一人に対する弾圧も全人民に対する弾圧として受け止める」という立場で救援連絡センターは設立され、52年になります。水戸さんは最後に「救援連絡センターを持続させている皆さんに深く感謝します」と述べられました。
 第3部は「闘う現場からの発言」で、最初に関西生コン弾圧被告の西山直洋さんが、武建一委員長への懲役8年の求刑を弾劾し、現場闘争を絶対にやめないで反撃すると力強くアピール。爆取でっち上げ弾圧と不屈に闘う、板垣宏さん、十亀弘史さんの出獄のあいさつは感動を呼びました。横浜刑務所に下獄中の須賀武敏さんのお連れ合いの須賀陽子さんは、監獄制度を社会的に打ち破っていこうと訴えました。
 星野暁子さんが、「星野国賠は重要な段階に入りました。刑務所や入管にいる人たちと私たち自身の人権と命を守るために、世界の労働者民衆と共に闘い、勝利しましょう」と発言。大坂正明さん救援会の杉浦文俊さんが、治療放棄の東京拘置所を包囲する6・13デモを呼びかけました。
 さらに、牛久入管収容所問題を考える会の田中喜美子さん、反五輪、三里塚反対同盟、法制審議会での保釈条件審議反対、デジタル庁法案成立阻止など、重要な発言が続きました。
 戦争・改憲攻撃が激化する中、国家権力の治安弾圧と闘う救援連絡センターを大きく発展させよう。(救援連絡センター 神藤猛雄)

星野新聞第114号 掲載