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大坂救援会 東京地裁へ要請行動
菅打倒と一体に星野闘争前進を




 大坂正明さん救援会は2月18日、大坂さんの勾留と接見禁止を決定している東京地裁への要請行動に立ち上がりました。
 1971年11・14沖縄闘争を闘った大坂さんは、星野文昭さん、奥深山幸男さんらとともに「殺人罪」をでっち上げられ、46年間も指名手配と闘ってきました。2017年の逮捕・起訴以来の未決勾留は3年8カ月になります。昨年は鼻ポリープの悪化で、一時まったく鼻呼吸ができない状態に陥りました。しかし東京拘置所は大坂さんの訴えを無視し、何の治療も行いません。ステロイド点鼻薬というごく一般的な治療薬すら処方しないなど、拷問にも等しい医療放棄であり絶対に許せません。「ただちに身柄を解放せよ」「大坂さんの命と健康に責任をとれ」。この日、昼休み裁判所前の街宣行動(写真)を闘い抜き、午後2時から10人で要請行動に移りました。
 大坂さん救援会は東京拘置所への3度の申し入れ行動をふまえ、この日までに集まった「鼻の治療を求める要望書」1528通を東京地裁に提出しました。「4年近くにわたる未決勾留は異常。50年前の事件に『証拠隠滅の恐れ』などない。ただちに接見禁止解除を」(小泉義秀救援会事務局長)、「夫は徳島刑務所でがんを放置され医療刑務所で殺された。獄中者の命を軽んじることは許されない。直ちに治療を」(星野暁子さん)、「星野さんは殺された。奥深山さんは35年間も裁判を放置された。裁判所の責任は重大だ。大坂さん逮捕・起訴は違法だ。ただちに釈放を」。皆が大坂さんを思い、対応に当たった刑事訟廷管理官に強く訴えました。
 大坂さんは今、星野さん、奥深山さんの闘いを引き継ぎ、獄中で闘いぬいています。11・14闘争から50年、大坂裁判に勝利しよう。大坂さんの命と健康を守り抜こう。鼻の治療を実現させよう。
 そのために要望書を集め、東京拘置所・裁判所・法務省への抗議行動を波状的に闘おう。6月、東京拘置所包囲デモを行います。全力結集を訴えます。(大坂さん救援会)



星野新聞第113号 掲載