大坂裁判勝利で星野再審へ
〈学習会報告〉杉並・高井戸の会 7月25日、大坂正明さんの裁判について、事務局の杉浦文俊さんを講師に招いて学習会を行いました。大坂さんは星野文昭さんと共に闘って46年間も指名手配され、2017年に不当逮捕されましたが、全く無実です。
学習会では、裁判員裁判の問題点が浮かび上がりました。公判前の手続きが事実上の「裁判」となっています。大坂さんも星野文昭さんと同じく、証拠は「供述調書」しかありません。デモ参加者の未成年の学生に検事が「自白」を迫り、ウソの「供述調書」をでっち上げたものです。今、その信用性をめぐっての攻防が激しく争われています。半世紀も前の事件で物的証拠もありません。果たして裁判が成立するのでしょうか。関係者の記憶も失われており、本来なら「免訴」とすべきであり、あまりにもずさんで無理な逮捕・起訴なのです。学習会を通して、大坂さんの即時釈放が求められていると、痛切に思いました。大坂裁判の勝利が星野再審につながることも確信しました。
東京拘置所に、大坂さんの鼻の手術を行わせなければなりません。大坂さんの命と健康を守り、星野さんの国賠・再審と共に大坂裁判の勝利をかち取っていくことを確認しました。
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星野新聞第105号 掲載
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