TOPページへ ! 
星野暁子詩集発刊の意義
日韓連帯の武器に
マルクスとアソシエーション研究所代表  イドクチェ

 
                        
 韓国版の『星野暁子詩集』を発行したイドクチェさんから発刊の意義について一文が寄せられました。以下はその抜粋です。
 星野文昭先生が暁子さんの詩集の終りにある「世界の労働者民衆は一つ」と言ったのは、暁子さんのみならず、世界の労働者民衆に言った言葉だ。そしてこの言葉は、国際連帯の土台を構築するキーワードとも言える。国籍が何であれ、全世界の労働者民衆が一つだという言葉ほど、全世界の労働者民衆の連帯の可能性を示す言葉はないだろう。安倍政権の対韓輸出規制に触発された韓日間の葛藤は、韓国と日本の資本に影響を及ぼし、このような影響はまさに韓国と日本の労働者階級に影響を与える。現在、文在寅( ムンジェイン) 政権下でようやく推進されている週52時間の労働時間制を元通りに復旧させろという韓国財閥の要求がまさにその証拠だ。安倍の輸出規制措置が日本企業の輸出物量を17%下げたが、これもまた日本製造業部門の労働者階級に影響を与える。結局、安倍政権の措置は、韓国と日本の労働者階級に影響を与える。それで、星野文昭先生の言葉のように、「世界の労働者民衆は一つ」にならざるを得ないのだ。
 暁子さんの詩集が、まさにこのような国際情勢の下で出版されたということは、歴史の偶然とは思わない。暁子さんの詩集は、当初は星野文昭先生の釈放運動のために準備されてきたものだが、星野文昭先生の逝去後も先生の遺志に正確に一致しているからだ。今こそ「世界の労働者民衆が一つ」であることを示さなければならない情勢が広がっているからだ。
 星野文昭先生が暁子さんの詩集を通じて語っているのは、辺野古基地建設反対闘争、福島闘争、アフガニスタン戦争など、米帝国主義とその手先である安倍政権に関する問題に対する覚醒の要求だ。このような星野文昭先生の国際主義的な見方と、民族主義的な見方に込められている現在の韓日情勢は、完全に非対称である。
 暁子さんの詩集の響きが韓国と日本に大きく、さらに大きく近づけば、玄海灘でどのようなことが起こるだろうか。その響きをもっと大きくするために、私達ができることは何だろう?



星野新聞第84号 掲載