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横浜刑務所が須賀武敏さんの
精密検査実施を約束
横浜刑務所への「申入書」集めよう
申入書(PDF)ダウンロード

 迎賓館・横田爆取でっちあげ弾圧裁判で、実刑11年の判決を受け、2018年2月から下獄し、現在、横浜刑務所で闘う須賀武敏さんは、8月28日に循環器内科専門医の診察を勝ち取りました。さらに、横浜刑務所は各種精密検査を実施することを約束しました。
 「須賀さんの命を守ろう」と皆で闘った成果です。須賀さんも「全国の皆さん、本当にありがとう」と喜んでいます。
 須賀さんは、横浜刑務所に入所する前に冠動脈の狭窄(きょうさく)に対してカテーテル治療をしていました。横浜刑務所に入所してから、3月29日と7月17日に2度の心臓発作にみまわれていました。ニトログリセリンを服用して症状を抑えてきましたが、獄外の医師は「冠動脈の再狭窄の可能性があり、放置すれば急性心筋梗塞で生命にかかわる」と言っていました。須賀さんは全力で専門医の診察を要求し、8月28日に循環器内科専門医による診察が行わたのです。
 心電図、血液検査、腫瘍(しゅよう)マーカー検査、腹部の指圧検査を実施。心電図は異常なしでした。その上で、冠動脈のCT検査を行うことになりました。
 さらに、下血の症状に対して胃カメラ検査、腰痛に関しては腰と背中のMRI検査を行うことが決まっています。これらは今後、外部の医療機関で実施するとのことです。
 私たちは8月始めに緊急署名をよびかけました。全国の救援会が直ちに応えてくれて、600通を超える「申入書」が届きました。これは横浜刑務所に提出されました。
 さらに、須賀さんの弁護団が横浜刑務所へ「申入書」を提出し、救援会である「迎賓館・横田裁判の完全無罪をかちとる会」が要請行動を行いました。
 これらが横浜刑務所を決定的においつめました。非人間的な刑務所医療と闘い、須賀さん始め全獄中の仲間の健康と命を守ろう。


星野新聞第85号 掲載