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東日本成人医療センターで追加の証拠保全を実施


 9月6日、再審弁護団は東京地方裁判所立川支部の裁判官と共に、東日本成人矯正医療センター(昭島市)に証拠保全のために立ち入りました。7月29日に続く2度目の立ち入りです。星野文昭さんに獄死を強いた国家犯罪を徹底的に追及し、責任を取らせるための国家賠償請求訴訟のための動かぬ証拠を押さえるためです。この日の闘いで矯正医療センターが持っているすべてについて証拠保全が終了しました。
 入手した証拠は、診療録、医務日誌、視察表、手術記録、看護日誌、CTやMRI等の膨大な画像、そして5時間余の手術の全課程を記録した映像など多数にのぼります。
 今後、入手したすべての証拠を医師に分析してもらい、弁護団と医師の綿密な討議を重ね、国賠訴訟に向けて万全の準備を進めていきます。

国賠訴訟カンパをお願いします
 裁判所はこれから、3000点をはるかに超えるすべての証拠を収録した検証調書を作成します。国賠訴訟のためには、検証調書(ほとんどがカラー)の謄写費用と、その全部の複数のコピー代を手始めに、多額の費用が必要です。『星野新聞』のすべての読者の皆様に、国賠勝利のために「500万円カンパ」へのご協力を心より訴えます。
 徳島刑務所・東日本成人矯正医療センターによる星野さんへの獄死の攻撃は、改憲と戦争に突っ走る安倍政権の下で引き起こされました。戦争反対を文字通り命をかけて闘い抜き、「すべての人が人間らしく生きることのできる社会」の建設を訴えてやまなかった星野さんの遺志を継ぎ、国賠闘争と一体に、今秋臨時国会での改憲発議を止める闘いの先頭で闘いましょう。
 安倍政権への怒りをかき立て、国賠訴訟に進んで行きましょう。


星野新聞第85号 掲載