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星野さん追悼 怒りのデモ
みやぎ星野文昭さんを救う会 青栁葉子

 
 沖縄戦終結の日である6月23日、仙台の商店街で「沖縄闘争で獄中44年! 無実の星野文昭さんの命を奪った徳島刑務所ゆるさない!6・23大行進」が行われました。主催は「改憲・戦争阻止!大行進みやぎ」。
 星野さんの自画像をA1判まで拡大したボードと「医療放棄は国家犯罪」「沖縄闘争で獄中44年」とカラフルなデザインで、たくさんのプラカードを青年労働者が作ってくれました。全金本山労組の方が書いた横断幕は「星野さんの命を奪った刑務所・法務省を許さない!」。
 デモ出発前に「とめよう戦争への道!百万人署名運動みやぎ」の立石美穂さんの司会でミニ集会。高崎経済大で星野さんと同期でバレー部で一緒だった秋葉秀雄さんが星野さんを追悼し、「星野さんを死に追いやった刑務所と国家を断じて許せない」と怒りの発言をしました。続いて高経大自治会執行部の後輩である野田豊さんが「今日は沖縄の日。星野さんの遺志を引き継いで闘う」と宣言しました。
 次に私が「資本のための国家に殺された。暁子さんが引き継ぐ再審闘争、国家賠償請求を闘うと共に、安倍政権を倒そう」と発言。
 高経大の後輩の鈴木眞さんが「叔父が亡くなり今日の行動に参加できなくなった。皆さんと共に星野さんの無実をはらすまで闘う」と挨拶して行かれました。
 最後に、東北大自治会の学生さんが「星野さんは全学連の大先輩。遺志を継いで闘いたい」と決意を述べました。
 そして、仙台の一番町商店街を行進しました。星野さんの不屈の闘いと無念の死を多くの人々に伝えられたと思います。
 私の中にも星野文昭さんはいます。しっかりと。


   星野新聞第80号 掲載
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