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2018年以来の経過(徳島刑務所の医療実態と手術の経緯)

 
2018年
 3月 6日 体垂56kg 血圧129/69 油ものが苦手に。味覚が鈍感にカバン作りのことを考えて
       しまうので睡眠が薄め
 8月22日  朝から経験したことのない腹部の激痛に襲われる。工場のミシンに乗ろうとしたところで、
       急に視界がぼやけてチカチカし、血液が逆流するような感じで倒れた。吐き気も激しい
       徳島刑務所の医師は「胃けいれん」と診断し、1日病舎で休業させたのみ
10月23日 胃カメラ検査異常なし。体重52kg
       その後、家族と弁護団が原因究明の検査を要求するが、徳島刑務所は一切応じなかった。
2019年
 3月 4日 エコー検査。しかし、結果は告げられなかった。体重51kg。
   15日 胃カメラ検査異常なし。「常に寒気を感じ、すぐに疲れる。がんを一番疑っている」(声小
       さく、活力ない感じだった)
 4月15日 体重49kg。弁護団が医療データの開示を申し入れるが、徳島刑務所は応ぜず。
   17日 夜、3月のエコー検査に異常があるから、明日移監すると通告
   18日 東日本成人矯正医療センターヘ移監。エコー検査を実施
   19日 造影剤CT検査 心電図等
   22日 MRI検査
   23日 肝臓専門医による再度のエコー検査
   24日 主治医から「肝細胞がん14×11センチ。リンパ他への転移ない。近辺の血管への浸潤(し
       んじゆん)もない。ステージⅡ~Ⅲ。手術で切除が最適」と説明をうける
 5月 7日 ICG(肝機能)検査の結果がきわめていい/体重48kg
   14日 胃カメラ検査/大腸内規鏡検査を実施/弁護団、暁子さんの手術への立ち舎いを認めるように
       通知書を送付
   15日 体重48.5kg。暁子さんが面会「声は力強かった」
   16日 胃カメラの結果逆流性食道炎と診断。大腸内視鏡の結果、ポリープ見つかる(経過観察)/胸
       椎(きょうつい)に影
   17日 再度MRI。 胸椎の疑わしい所を集中して検査
   22日 主治医「転移もない。リンパにも行ってない。大きな腫瘍だが、腎臓にも行っていない。胸椎5
       番目に影。肝紬胞がんと言ったが複合型だった。胃と腸の検査で5個のポリープ。これは経過観
       察する」
   24日 主治医「胸椎の影はおそらく脂肪ではないか。がんも否定できない。手術に関して出血のリス
       クがあるが、止血の技術はある。手術は6時間以内が目標。S5からS8の全部切除する」
   28日 手術は約5時間。主治医「病巣は全部切除しました。星野さんは意識を取り戻して病室にい
       ます」
   29日 午前8時前「周術期出血に伴う急性肝不全で重症の状態」と連絡あり、暁子さん医療センタ
       ーヘ。星野さんと面会。手を握ると強い力で握り返す。 主治医「出血が止まればいいが厳し
       い。今日明日が一番危険」
       21持30分 肝機能、腎機能不全。輸血、輸液、昇圧剤で手当。この日は暁子さんは翌朝まで医
       療センター内で待機。
   30日 暁子さんはこの日は10分間の面会を3回行って激励。医療センターから、21時44分に亡
       くなったと連絡があった

   星野新聞第78号 掲載
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