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仮釈放不許可を許さない
さらなる大運動を実現して必ず星野さんを取り戻す
 星野文昭さんに対する仮釈放不許可を許せません。仮釈放要求と再審闘争を一つに全国の闘いをさらに発展させて、絶対に星野さんをとり戻そう。ほらぐちともこさん当選に向けて杉並区議会議員選挙に勝利しよう。4月28日、全国から「仮釈放不許可弾劾 星野文昭さん解放討論集会」に集まろう。
        星野文昭さん・暁子さん、弁護人、共同代表      仮釈放不許可に全国から怒りの声   

 私たちは怒りで一杯です。4月2日に星野暁子さんが星野文昭さんと面会して、仮釈放が認められなかったことが分かったのです。
 年度末が迫る3月25日に四国地方更生保護委員会が星野さんの仮釈放を許可しないと決め、4月1日に徳島刑務所が星野さんに伝えました。こんな不当なことは絶対に許せません。
 一昨年2月に、私たちは「30年問題に全力で取り組み、絶対に星野文昭さんを取り戻す」という方針を決めました。それ以降の2年間、星野さん解放に向けてあらゆる闘いをやり抜いてきました。
 年間100カ所近くで絵画展が開かれ、約2万人が来場しました。更生保護委員会に提出した要望書は累計1万8千人を超え、労働者、市民、学生、農民、学者、芸術家、宗教者、議員等々、あらゆる人たちが星野さん解放を訴えました。今年2月までに13回の申し入れを行い、家族や弁護団、共同代表等が心を込めて訴えてきました。

星野さんの生命と健康を守ろう

 仮釈放審理にあたっては心身の状況を検討することが義務づけられています。星野さんは昨年夏の猛暑で体調を崩して以降、体重が回復しません。胃カメラや血液検査をしましたが、「異常なし」としか告げられません。最近では、主食であるご飯が硬くて芯があるとの訴えを受けて、調査と改善を求めています。星野さんの生命と健康を守るには、社会に戻して適正な医療を保障することが絶対に必要です。 これらに真剣に向き合えば、仮釈放許可しかなかったはずです。しかし更生保護委員会は受刑者の社会復帰という本来の職務を投げ捨て、国家権力の意思に従う道を選んだのです。
 この攻撃は、いま沖縄にかけられているのと同じであり、改憲・戦争への道を開こうとするものです。安倍政権は、獄中44年に屈することなく、「すべての人間が人間らしく生きられる社会」の実現を呼びかける星野さんに恐怖して、仮釈放不許可をかけてきたのです。
 激しい怒りが全国に広がっています。この怒りを燃えあがらせ、さらに運動を発展させましょう。その力でこんな攻撃は絶対に打ち破ることができます。
 今後は、徳島刑務所長と更生保護委員会に仮釈放を要求していきます。さらに大坂正明さんの弁護団と団結して、再審闘争を発展させていきます。これらの闘いで、必ず星野さんを取り戻そう。
 当面する最大の闘いは、ほらぐちともこさん当選に向けた杉並区議会議員選挙です。ほらぐちさん当選と星野さん解放を一体でかちとるために、杉並区内5カ所で絵画展を開いています。
 どのように星野さんを取り戻すかを討議するために、緊急の討論集会を開きます。首都圏の仲間だけではなく、全国からも集まってください。
 
4月28日、「星野さん解放討論集会」に集まろう。
 星野文昭さん・暁子さん、弁護人、共同代表から
  運動の飛躍で星野解放へ
       
徳島刑務所在監 星野文昭
 更生保護委員会の面接を通しても、71年11・14が沖縄の思いを果たしていく誰にとっても正しいものであったことが明確になったと思います。その中で問われている中村巡査に対する殴打に関しては、関与していないことを明らかにして、その上で、更生保護委員会に対してもデモのリーダーとしての責任を認め、人間として当たり前の思いを表明しました。
 社会復帰の諸条件を十二分に満たしていることをかえりみずに、仮釈放を認めなかったことは、心から許せないと思っています。
 この間、仮釈放に向かった様々な取り組みが大きく前進し、飛躍してきたことを、今後さらに生かして仮釈放の実現、および再審の実現によって、星野解放を勝ち取りましょう。

   仮釈放をつぶした刑務所
                         
妻 星野暁子
 文昭から、仮釈放が不許可になったと聞いた時、私は「これからどんな闘い方をすればいいのか」そんなことばかりを考えた。理由説明もない「不許可」が決まるまで、誰がどのように動いたかを考えるようになった。
 まず、徳島刑務所だ。一昨年の文昭へのカバンづくりの指名は、「不許可」を前提にしたものに思えてならない。その上で昨年5月3日の懲罰で、処遇は2類から3類に降格となった。意図的な懲罰ではなかったのか。そして10月の処遇「見直し」の時も2類には復帰しなかった。仮釈放審理の期間中、文昭はずっと仮釈放の対象とされる2類から外されていた。これは星野文昭の「仮釈放」決定をつぶす徳島刑務所の意思ではなかったか。そしてその背後には、法務省があり、国家権力の意思がある。面会待合室には新しい豪華なイスが入り、番号つきの新しいロッカーも入った。これを見て、カネが動いたのではと正直思った。
 文昭は、監査官への申し立てを行い、昨年5月の懲罰の不当性を認めさせた。
 今後は、徳島刑務所に対して「仮釈放申し出を」との要望を出していくことになる。再審の取り組みも強めなければならない。更生保護委員会闘争で、星野の運動は、大きく飛躍を勝ち取った。その一切を無駄にせず、国会議員、文化人、学者、労組など、さらなる運動の広がりを大きくつくっていきたい。
  全身怒りがあれふる決定
        
再審弁護団主任弁護人 岩井 信
 弁護団は、四国地方更生保護委員会による仮釈放をしないとの判断に、満腔(まんこう)の怒りを持って抗議する。
 私は普段、怒りの表現を使って抗議をしない。なるべく冷静にする。しかし、今回は違う。全身に怒りが満ちており、満腔の怒りと表現するほかない。
 仮釈放は、刑務所長の申し出で審理が始まる。所長が申し出なければ審理の対象にならない。しかし、法務省通達では、刑務所長の申し出がない場合も、職権で義務的に、刑の開始後30年経過したら審理を開始することになっている。
 星野さんにとって、次の義務的審理はさらに10年後である。その時、星野さんは81歳。日本人の男性の平均寿命は81歳である。
 逮捕から44年、徳島刑務所に移監されて32年。今、仮釈放をしないというのは、刑務所で人生を終えろということだ。四国地方更生保護委員会は「32年」という重みを、一体どう受け取ったのか。
 私たちは、更生保護委員会がある高松にほぼ毎月通った。全13回。毎回10人が参加し、それぞれ思い思いの言葉で星野さんが釈放されるべきと訴えた。ある人は怒りを、ある人は淡々と、ある人は論理的に、ある人は実証的に。弁護団も毎回テーマを変え、意見書を提出した。高松で全国集会も開催した。新聞に全面意見広告も出した。できることは全て取り組んだ。
 薄暗い接見室に色はないが、接見室での星野さんの言葉にはみずみずしい色がある。今回初めて、星野さんの身体が少し小さくなったと感じた。声は若くても、時は確実に経過する。
 星野さんは、暁子さんに「僕は逆境に強いから、こういうことがあるとかえって元気になる。絶対に勝利するよ」と伝えている。
 この言葉は私たちが言わなければならない。今、やることは山ほどある。
   希望とは失望しないこと
             
共同代表 平良 修
 文昭から、仮釈放が不許可になったと聞いた時、私は「これからどんな闘い方をすればいいのか」そんなことばかりを考えた。理由説明もない「不許可」が決まるまで、誰がどのように動いたかを考えるようになった。
 まず、徳島刑務所だ。一昨年の文昭へのカバンづくりの指名は、「不許可」を前提にしたものに思えてならない。その上で昨年5月3日の懲罰で、処遇は2類から3類に降格となった。意図的な懲罰ではなかったのか。そして10月の処遇「見直し」の時も2類には復帰しなかった。仮釈放審理の期間中、文昭はずっと仮釈放の対象とされる2類から外されていた。これは星野文昭の「仮釈放」決定をつぶす徳島刑務所の意思ではなかったか。そしてその背後には、法務省があり、国家権力の意思がある。面会待合室には新しい豪華なイスが入り、番号つきの新しいロッカーも入った。これを見て、カネが動いたのではと正直思った。
 文昭は、監査官への申し立てを行い、昨年5月の懲罰の不当性を認めさせた。
 今後は、徳島刑務所に対して「仮釈放申し出を」との要望を出していくことになる。再審の取り組みも強めなければならない。更生保護委員会闘争で、星野の運動は、大きく飛躍を勝ち取った。その一切を無駄にせず、国会議員、文化人、学者、労組など、さらなる運動の広がりを大きくつくっていきたい。
  重大な憲法違反の公務員
             
共同代表 戸村裕実
 十数回もの、曉子さん、家族、弁護団、再審会議、各地星野救援会の意見書、請願、申し入れ、さらに必死の解放の声を更生保護委員はどう受け止めたのか。再三再四の面談要求を拒否し続け、星野文昭さんの仮釈放を不許可にした。
 無実で獄中44年。星野文昭さんの命にどのように向き合ったのか? 委員一人一人の判断を質(ただ)したい。「獄中44年は拷問」と訴えてきた。憲法第36条は「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる」とする。更生保護、すなわち社会内処遇を本旨とする法をつかさどりながら、それを拒むならば、不許可の審理内容と委員一人一人の判断をつまびらかにすべきである。無期懲役刑の処遇の透明性とは、まさにこのことが問われる。あなた方は重大な憲法違反をした公務員ではないか。終身刑=検察、更生保護委員、刑務所長による〈与死〉を許してはならない。
   安倍政権を徹底弾劾する
             
共同代表 狩野満男
 仮釈放不許可を断じて許せない。日本の刑事政策とこれを指揮する安倍政権を徹底的に弾劾する。無実の者を44年も拘束し、さらに獄死を強制しようとするこの国家とは。仮釈放審理の透明性をうたいながら一片の開示もなく、しかも13回に及ぶ申し入れに一度たりとも委員は姿を見せなかった。星野さん仮釈放不許可の理由は全く何も無い。
 歴史が示すように、国家意思を体現するものが、最後は必ずその責任をとらないことを人民は深く記憶している。この責任は消えない。この国家意思の残虐性と暴力性を今、同時に沖縄、福島に見る。そして改憲攻撃にみる。しかしここに弱点の全てがさらされている。今、星野さんの存在と闘いが次元を超える激励となり私たちの前にそびえ立っている。蓄積した力の全てを解き放とう。星野さんがいとおしくてならない。必ず奪還しよう。
 暴挙許さぬ!くじけず闘おう! 仮釈放不許可に全国から怒りの声

星野文昭さんの仮釈放不許可は、四国地方更生保護委員会に対する仮釈放要求の闘いに全力を挙げて取り組んできた全国の人々の猛烈な怒りを巻き起こしています。ただちに怒りと闘いの決意の声が寄せられています。
  沖縄へのやり方と同じ
       
参議院議員 糸数慶子さん
 星野文昭さんの仮釈放が許可されなかったと聞き、本当に驚くとともに、怒りがこみ上げてきました。星野さんが仮釈放されずして、一体誰が出られるというのでしょうか。
 このようなやり方は、今、沖縄に対する政府のやり方と全く同じです。県知事選挙と県民投票で、辺野古新基地建設反対の民意を明確に示しているのに、それを無視して、新基地建設のための土砂投入を強行しています。「マヨネーズ状」と言われる軟弱地盤があることも無視しています。政府は沖縄県民の諦めを目論んでいますが、県民の怒りはますます強くなっています。
 沖縄に思いを寄せ行動した星野文昭さんが獄に44年も囚われていることを思うと、本当に胸が痛みます。
 3月19日に開かれた院内集会で星野暁子さんにお会いして、「この人のもとに一日も早く帰してあげたい。二人に普通の生活をさせたい」と心から思いました。
 そこで申し上げたとおり、星野さんを取り戻すために「最後まで闘います」。
   怒髪天に達する怒り
       
弁護士 元参議院副議長 角田義一さん
 四国地方更生保護委員会は、3月25日に星野君に対し、「仮釈放をしないという判断」をした。それを4月1日に徳島刑務所から星野君に伝えた。私は「怒髪天に達する」ほどの怒りを覚えた。
 3月15日には更生保護委員会の委員長の井坂巧氏が星野君に面接した。同君の言によれば、なかなか良い雰囲気だったとのことであった。
 しかし、今考えれば、これはおためごかしの面接であった。今回の判断は、権力の狡猾さ、凶暴さを天下に示したものである。1万数千通に及ぶ要望書を無視し、一度も要請団体との面会に応ぜず、一切の資料も公開せず、今回の決定を下したものであり、天人ともに許さざるものである。
 我々は、この判断にめげず、あらゆる手段を駆使し、民衆の力で星野君奪還を目指し、お互い奮闘しましょう。
  権力の横暴暴露し闘う
  
元衆議院法務委員会筆頭理事
              小森龍邦さん

 星野さんの釈放ならずの報に接しまして、怒りに震えて居ります。人間一生の間に、44年もの長い期間、拘留生活をさせられるということは、どれほどの人権侵害であるかを、法務省検察権力に、どうしたらわからせることが出来るのか、彼らには人間としての心が、そして人間として血が流れていないのであろうか。
 再審請求をしていることによって、意地悪をしているとしか思われません。特に「沖縄の軍事基地の問題で政府が窮地に追い込まれていることの「腹いせ」をしているとしか思われません。
 我々は断固として、星野さんの釈放をかちとるために、さらに団結し、権力の横暴とその恣意を暴露して目的の達成のために頑張らねばならないと決意を新たにしています。全国の皆さん、くじけずに、最後まで共に奮闘いたしましょう。
   佐渡で絵画展を開く
 
日本キリスト教団佐渡教会牧師/佐渡市議会議員
                  荒井眞理さん

「仮釈放を認めない」と発表された時には、その決定にかかわった人物がほとんどいなくなっているとはひどい手口です。本人はじめ、誰の話も聞かなかったし読まなかったに等しい無責任です。こんなシャボン玉芸な姑息なやり方を国民が国家から学ぶとは私たちは何と不幸な国民でしょう。10年に1度しか行われない仮釈放の審理という重い責務を負う更生保護委員会の組織のあり方が、改めて問われる事件だと思います。 
 それにしても、私は大いに反省しています。仮釈放要望の署名集めも、用紙をいつも懐に入れるようにして集めていればなど。これから何をしましょうか。
 佐渡では4月27日、28日に絵画展を行います。このタイミングに星野さんが2月に描かれた絵が、佐渡に届きました。デモで亡くなられた佐渡出身の巡査への鎮魂の思いが込められた佐渡の風景に涙が出ました。まずは、これらを豊かに生かした絵画展を目指します。
 一人の存在は大きい、星野文昭さんも、暁子さんも星のようにピカピカ光る私たちの宝です。
  市民の力を得て自由を
      
布川事件冤罪犠牲者 桜井昌司さん
 星野さんの仮釈放が認められなかったとのこと。どういうことが理由で不許可だったのかは判りませんが、残念ですし、その決定は道理に外れています。
 保釈中のゴーンさんを再逮捕する日本司法の異常が注目されていますが、もう40年もの長い歳月を刑務所で過ごす星野さんの存在も、また日本司法の異常を示しています。真面目に受刑生活を送り、人間的にも信頼される星野さんを仮釈放しないで、誰を仮釈放できるというのでしょうか。
 皆さんもご存知の通り、刑務所は検察の支配下にあります。罰することしか考えない人間は更生施設に関わってはいけないのですが、そのようなことを言っても意味はありません。これからどのように星野さんの自由を目指すか、良く判りませんけども、最後は世論だと思います。
 冤罪であることも含めて、星野さんが自由になるにふさわしい人であることを社会に訴えていくしかないと思います。
 市民の力を得て星野さんの自由を実現しましょう!
   県内に広がる奪還の声
           
香川・取り戻す会 吉田康彦さん
 4月2日、星野さんの仮釈放不許可の一報を聞いたとき、愕然としました。四国地方更生保護委の本拠地高松では、この2年「ひとりひとりが星野になって」をスローガンに地域、職場でたたかってきました。
 全国の仲間とともに13回の請願行動、絵画展は昨年高松で3回行い、新たな仲間も獲得することもできました。香川県の政治情勢を打ち破る四国新聞への意見広告。そして、2度にわたる高松大集会。星野奪還の声は今も、県内に広がっています。
 今回の暴挙! 更生保護委員会は、国家権力、安倍政権の腰巾着に過ぎないということがわかりました。血も涙もクソもない! 一体、人の生き死にをなんと思っているのか! 怒りに堪えません! 私たちは、権力に頭を下げてるわけではありません!
なめるな! 直ちに出せ!
 高松では、5月8日から高松市美術館で星野絵画展を行います。私たちは、星野さんを生きて取り戻すため、全身全霊で立ち上がります!