TOPページへ ! 
暁子さんと香川の会が申入れ
徳島刑務所は暖房入れろ

 2月5日、香川・星野さんを取り戻す会は、星野暁子さんとともに徳島刑務所への申し入れ行動を行いました。星野文昭さんは暖房もない極寒の刑務所で絵画を描き鞄を作り、健康を取り戻す闘いに取り組んでいます。昨年の熱中症から6~7割回復したとのことですが、徳島刑務所に健康を奪われてはなりません。
 まず暁子さんから、「文昭は胃けいれんと診断されている。ところが、硬くて芯があるようなご飯が出されている。軟らかいご飯か、おかゆにしていただけませんか」「購入できるカイロを増やしていただけませんか。また、3月になっても購入できるようにしていただけませんか」と真剣に申し入れました。対応した刑務官は無言でした。
 続いて、日教組香川三観地区教組委員長の片山元久さんが、組合として暖房・医療などの改善を文書で申し入れました。
 「1月末、名古屋刑務所ではインフルエンザの集団感染が発生しています。また、広島刑務所では受刑者5名の結核の集団感染が発生しています。高松絵画展で徳島刑務所の元受刑者の方々とお会いしたことがあります。その方々は、『徳島刑務所はこのあたりの刑務所で一番ひどいところ』『診療と言ったって、学校の保健室程度のもの』と言っておられました。刑務所は、受刑者の健康を奪うところではありません。ぜひ改善できるところから改善してください」
 暖冬でも、徳島刑務所は山の中、雪も多い。一刻も早く、「良心囚」星野文昭さんを取り戻そう!(香川取り戻す会・高橋敦)

   星野新聞第71号 掲載
                     

  画像をダウンロードするには、ここを右クリックします。プライバシー保護を促進するため、この画像はインターネットから自動的にダウンロードされません。