全国で36番目となる救援会 「とり戻す会・三重」を結成
星野文昭さんをとり戻す会・三重
三重では、県内4回目の絵画展に合わせ、10月8日、「星野文昭さんをとり戻す会・三重」が正式に発足しました。結成総会には、事務局の大形敏也さんに、重大局面を迎えた星野さん仮釈放の現状と取り組みについて報告をお願いしました。
4年間の県内の伊勢(南勢)、津(中勢)、四日市(北勢)3カ所での絵画展を通じて、多くの賛同と出会いに支えられての出発です。絵画展に参加し、カレンダーや『愛と革命』を購入いただいた方に、『星野新聞』を定期的に郵送してきました。郵送代として切手をカンパしてくださる方などに支えられています。
月1回の街頭宣伝に青年が初参加するなど、星野さんを初めて知った方たちからの共感を呼び起こし、街頭から星野奪還のうねりを生み出しています。
とりわけ、「名張毒ぶどう酒事件」で再審闘争に認識が深い地域でもあり、ストレートに冤罪への怒りが表明されます。同時に安倍政権への怒りにつながる討論が自然に生まれます。星野さんを取り戻す闘いが、すべての人にとって自らに政治を取り戻していく契機となり、青年が「要望書」集めの街宣を担うなど、改憲に突き進む安倍政権を追い詰める決起へと発展しています。『中日新聞』に絵画展が毎回報道され、星野さんの存在が三重の地で広まり、街宣でも知っている方が増えてきました。さらに、今回は「無期刑の終身刑化」の問題を報道機関の記者たちに強く訴え、討論を組織しています。
絵画展、結成総会に参加した60年、70年安保世代、また、青年派遣労働者など、広範な世代の希望となる会をめざし、「誰もが人間らしく生きられる社会をめざす」全世界の人々との共同行動として星野さん奪還を進めていくことを確認できました。
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