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佐渡人権展に参加
星野さん解放の訴えに注目

新潟・星野文昭さんと連帯する会

 7月6、7日、新潟県佐渡市の佐渡中央会館で、第6回佐渡人権展が開催されました。佐渡で、星野文昭さんの解放を求める要望書を、100通近く集めてくれた「佐渡扉の会」が主催するイベントです。新潟・星野さんに連帯する会は、上原敏子、神埼典子、阿部啓輔がフェリーに乗って佐渡に渡り参加しました。 
 「扉の会」のメンバーは、教育労働者や牧師、元組合活動家、市民運動家など多彩です。広い会場に人権問題の手作りのパネルが展示されており、部落差別、いじめ、拉致問題と3つに分かれています。
 6日は、島内の小中学生900人が学校ごとにバスで次々と訪れ、見学と学習が行われました。「扉の会」のメンバーはパネルを背に生徒たちに説明するので、大忙しです。7日の午後には、「ハンセン病と人権」と題する講演会が行われ、100名以上の参加者が熱心に聴き入りました。私たちも、全国でハンセン病患者が国策で見せしめ的に収容されたこと、処遇も劣悪だったことをはじめて知りました。
 私たちは、会場ロビーで星野解放の資料を配り、要望書を集めました。この間協力してくれた佐渡のみなさんを見つけ、声をかけお礼を述べ、星野新聞や新潟の会のニュースを渡しました。すると「要望書はいつまで集めているんだ」「他に何をしたらいいのか」「星野さんを解放するには国会議員を動かさないといけない」と矢継ぎ早の質問と意見。本当に星野文昭さんを心配している気持ちが伝わってきます。私たちから「佐渡でぜひ絵画展をやりたい」と言うと、真剣に受け止めてくれ、佐渡絵画展を実現できる手応えを感じました。佐渡人権展への参加で、佐渡市民の方々との団結はいっそう強くなりました。亡くなった中村巡査の生まれ故郷の佐渡で、着実に星野さん解放の運動が広がっています。「星野さんを取り戻そう」の訴えは、全ての労働者民衆に受け止められます。全国各地で運動を広げ、早期に星野文昭さんを取り戻そう。
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