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星野さん絶対解放を決意  11・25再び高松集会へ

2018年全国総会
星野文昭さんのメッセージ
 7月22日、サンパール荒川に100人が集まり2018年全国総会を開きました。星野文昭さんのメッセージを暁子さんが読み上げ、基調報告、特別報告、弁護団報告の後、熱烈な討議が行われました。
 6・3高松闘争の大成功の上に、星野文昭さんを本当に取り戻す闘いをどう進めるか、次々と発言が続きました。更生保護委員会の仮釈放審理は始まり、重大な段階に入っています。絵画展を開き、どんな団体・個人にも訴えて要望書を集めよう。11月25日、再び高松に総結集しようと確認しました。これは安倍政権の改憲・戦争阻止の闘いと一体です。平良修さん、戸村裕実さん、狩野満男さん、星野暁子さんの4人を共同代表として確認しました。以下、基調報告要旨です。

 6月3日、高松市に1000人の労働者民衆が集まり、「今すぐ星野文昭さんを解放しろ」と声を上げ、星野さん絶対解放の決意と熱望が燃え上がりました。
 そして「この闘いをさらに発展させれば、必ず星野さんを取り戻せる」という確信が生み出されました。
 6・3高松闘争がかちとった第1は、四国地方更生保護委員会がある高松市に1000人の労働者民衆が集まったことです。
 第2は、初めて参加した人も納得し、感動する集会を実現したことです。
 集会後のパレードは、高松市民と一体になってアーケードを進みました。
 第3は、すべての人に向かって熱烈に6・3高松闘争を訴えたことです。
 「星野さんを実際に取り戻す」という決意と希望が、私たちの闘いを一変させました。私たちは今、1年半前とは全然違うところに立っています。

安倍への怒りと一つに闘う

 星野さん解放の闘いは、改憲と戦争に突進し、底無しの腐敗をさらけ出す安倍政権への怒りと一つになっています。安倍政権に怒り、闘いを求める人が、星野さんの存在と闘いを知った瞬間に変わります。星野さんに希望を見出し、自ら決起を開始するのです。星野さん解放と安倍政権打倒が一つになって燃え上がった時、パククネを牢獄にたたき込んだ「ろうそく革命」のようなパワーを生み出します。
 星野さん解放は安倍政権の改憲・戦争、労働法制破壊への怒りと一つであり、労働者民衆の結集軸となり、その最先端になっています。先頭には青年労働者が立っています。
 昨年7月初めて、家族、共同代表、救援会が高松市の更生保護委員会を訪れ、以来8回の申し入れ行動を続けています。

要望書を集め星野さん解放

 最大の闘いは要望書を集めることです。職場・学園・家族・友人・地域の人たちにお願いしてください。
 絵画展は、年間2万人が星野文昭さんの絵と暁子さんの詩を鑑賞し、2人の生き方に共感して、自ら決起しています。様々な出会いがあり、要望書を集める最大の場となっています。
 8・5ヒロシマ国際連帯集会では、星野さん解放の国際的アピールが発せられます。8・5―6ヒロシマに決起して、共に闘おう。
 11月25日、再び高松市で全国集会を開催し、高松市民と一体になって、星野さん解放を求めます。9月から11月へ改憲・戦争阻止大行進を発展させ、11・4労働者集会と一体で11・25高松集会を成功させよう。
 1月27日には、東京で全国集会を開催します。
 獄中43年を打ち破り、星野さんを取り戻す時が来ました。18年前半の闘いの上に後半を全力で闘い、星野さん解放を実現しよう。



    星野文昭さんのメッセージ

無実で獄中43年の星野を取り戻そう

 6・3、全国から1000人が集まり、無実で獄中43年の星野を解放しようと訴えた闘いは、星野と共に闘い星野解放をかちとっていくことを取り組むことを通して、自らと全ての労働者民衆の本来の力を甦えらせる、どんな困難があっても団結した力で社会を変え、人間本来の社会を実現する本来の力を甦えらせる、そのような画期的情勢を開いています。
 どのような弾圧が襲いかかっても、解放に未来をかける沖縄の労働者民衆と一つに闘うことによって、どこまでも労働者民衆自身の自己解放・人間解放の力を信頼し、その団結の力で、弾圧を打ち砕き、沖縄、星野、国鉄、国際連帯、諸闘争に勝利し、資本・権力、1%が富を貪るために労働者民衆に過労死するほど働かせ、戦争で殺し合いさせる社会を打ち倒し、人間労働、人間的共同性を奪い返し、誰れもが人間らしく生きられる社会を発展させていくという闘いは、無限の力をもっており、今、地に満ちる全ての労働者民衆の怒りと結び解き放ち、総決起を勝ち取っていく力をもっています。

搾取も戦争もない社会を
 6月と7月は、ロヒンギャ難民の少女と沖縄・阿嘉島の海の絵を描きました。沖縄の絵は、平良修さんの講演に応え、是非、改めて描いてみたいと思い描いたものです。
 私が沖縄闘争に立ちあがったことで、私は人間になることができたし、今もそのことを深め闘い日々前に進んでいることを平良さんが深く受け止め、沖縄の真の解放は、差別・分断をのりこえ、一つに団結して沖縄に基地戦争の災厄をもたらしている根幹、日米安保と現体制を変革することだと呼びかけられたことに、応えたいという思いを絵としても描きました。

星野解放闘い時代開く力を
 11・14を沖縄と共に闘うことによって、人間として、労働者民衆としての魂と力を取り戻し、それへの大弾圧に一歩も引かずに11・14で始めた闘いを継続し、発展することを体現し、その闘いを、国鉄・諸闘争・国際連帯の闘いと共に、一体に闘っていることに心からの誇りをもっています。私たちの闘いとその力に100パーセントの確信をもっています。
 今、6・3をテコに絵画展・要望書・署名を軸に「無実で獄中43年の星野を取り戻そう」の星野解放を訴え、取り組むことによって、その星野の闘いを自らのものとして、星野解放と共に今の時代を開く力、本来の力、革命の力を獲得し共に前進していることが、圧倒的な勝利の道を開いています。
 更生保護委闘争、再審闘争を一体に闘い、星野解放闘争に勝利しよう。
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