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5月15日 星野暁子さん講演会
『沖縄タイムス・琉球新報』が報道 

 5月に開かれた星野文昭絵画展と星野暁子さん講演会は、「基地と非正規の島=沖縄」と「星野41年」への怒りが結合し、怒りと闘い、希望と団結が深く息づき、星野闘争が全人民のものとなっていく現実性を示しました。初の暁子さん講演会を100人規模でやろうという挑戦を決断させたのは、この1年間の戦争への動きと労働者民衆の闘いの前進でした。
 実行委員会がつくられ、「沖縄で星野さんのことを知らない人がいないように」という目標を掲げて、2万8千枚のチラシが配布されました。昨年絵画展以来1年間で多くの新会員が生まれ、その人たちは今年の絵画展と講演会では組織者として大活躍し、友人・知人らを案内して会場に現れ、晴れやかに説明役等をされていました。
 自分の職場、闘争や集会、労組、宗教関係、地域や友人・知人、大学や高校、絵画展前でのチラシ配布や賛同金集め等、皆が自分にできることを考え抜き、団結し、行動した結果の勝利です。絵画展での星野DVD上映は大学習会となり、文昭さんのお母さんの俳句、缶バッジも好評でした。
 5月15日の『沖縄タイムス』に暁子さん講演会の予告記事が載ると、多数の問い合わせがあり、成功の予感! 会場では早々と多くの初めて出会う方々も駆けつけ、用意した資料やイスが不足する程で、参加者は120人に達しました!
暁子さん講演に感動広がる
 暁子さんの講演は「文昭はなぜ沖縄返還協定の批准阻止のためにすべてをかけて決起したのか」という話から始まりました。暁子さんは、不屈の獄中41年、結婚30年を「見せしめとしての無期」から「希望としての無期」に変えたことを語り、「だからあなたも生きることができる」と訴えました。文昭さんとの獄中結婚について、裁判を傍聴し「真実に生きる美しさ」を感じ、「この人を殺させてはならない」と思ったと話しました。そして、「自分を理解してくれる人がいる時、人間はよみがえる」と参加者を包み込むように語り、会場は深い感動と拍手に包まれました。
 絵画展と講演会を通して、多数の新会員が生まれました。会の知らないところで、チラシや署名用紙が人から人へ渡されていることや、辺野古闘争との結合が強まっていることも分かりました。
 星野闘争は労働者民衆の力を引き出し、それが周囲の人をも変え、社会全体を変革していく巨大な可能性をはらんでいることを実感しました。
 またしても米軍関係者(軍属・元海兵隊員)による女性暴行・殺害事件が発生しました。20歳にして残虐に未来を奪われた事件に対し沖縄の積年の怒りが沸き上がり、基地・軍隊があるがゆえの事件で「全基地撤去」が民の声となり抗議集会が行われています。星野文昭さんが決起し、41年立ち向かっているのは、まさにこの現実です。
 6月19日、星野全国集会と同日、沖縄セルラースタジアム那覇で抗議県民大会が行われます。「朝鮮侵略戦争阻止・全基地撤去・辺野古新基地建設阻止。星野さんを取り戻そう」の闘いを、沖縄全島ゼネスト、国際連帯で貫きます。
 鈴木たつお弁護団長を国会に送るために、全国の仲間と共に闘います。