要 求 項 目
1.ムミアさんに適切な医療をただちに行え。
2.家族の面会を妨害するな。
3.不当な懲罰をやめろ。
アメリカ大使館の住所は次の通りです。
107−8420 東京都港区赤坂1−10−5
文書は日本語で大丈夫です。
翻訳は大使館の職員が行います。
抗議や要請を受けた場合、大使館は本国政府に報告する義務があります。
一つひとつの文書がムミアさんの命を守るものになります。 |
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駐日アメリカ大使 キャロライン・ケネディ御中
星野文昭さんを取り戻そう!全国再審連絡会議共同代表
星 野 暁 子
私の夫、星野文昭は無実の政治犯です。1971年11月14日、沖縄闘争で機動隊員一名が死亡したことで、やっていないにもかかわらず殺人罪をでっち上げられ、無期懲役刑で獄中40年になります。
今回、私たちの大切な友人、ムミア・アブ=ジャマルが、糖尿病であるのもかかわらず、誤診によって生命の危機にさらされた事態に大変驚き、心配しています。そして、糖尿病のため昏睡状態になっているのに対し、懲罰を与えた刑務所に対し本当に許せない思いでいます。血糖値が779もあり、気を失うなどということは、相当悪いということです。ムミアは、MAHANOY矯正所に帰されたそうですが、糖尿病を誤診した矯正所で適切な治療を受けることができないのは、明らかです。専門医のいる病院に移し、適切な治療を行うことを強く要望します。
また、このようなムミアの生命の危機が及んでいる中で、家族が付き添うことを願うことは当然のことです。週一回面会できればいいというわけにはいきません。家族が泊り込みを続けているということですが、家族との面会は、ムミアの命綱です。不可欠である家族との毎日の特別面会を認めるように強く要望します。
ムミアは、獄中35年になります。長い投獄によるストレスが、糖尿病の原因になっているのだと思います。外部の医療機関による治療を強く求めますが、そのためにも、ただちにムミアを解放することを強く求めます。
以上、アメリカ大使として政府に報告し、働きかけることを心からお願いします。 |
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