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9月6日 徳島刑務所包囲デモ
9・6 徳島刑務所デモが歴史的大成功
720人が星野さんと「集団面会」
 9月6日、全国から720人が集まり、雨の中を「星野文昭さんを返せ」と徳島刑務所に迫りました。星野さんの言う「集団面会」を実現するために、涙を流しながら行進する人が多数いました。
 3台の「星野希望バス」を始め参加者の車が鮎喰川の河原に続々と集まり、青年労働者が企画した「大声大会」が行われました。「星野さ~ん」、「絶対取り戻すぞ~」対岸に見える刑務所に向かって声を限りに叫びます。
 午後1時、「無実の星野文昭さんを返せ 9・6徳島刑務所デモ」集会が始まりました。共同代表の狩野満男さんが司会をつとめ、「あそこに見える徳島刑務所に向かって攻め上ろう」と開会を宣言しました。
 最初に星野暁子さんが発言に立ち、「文昭は今日のデモを本当に楽しみにしています。全身を耳にしてみんなが来るのを待っています。私たちの闘いで必ず文昭を取り戻しましょう」と訴えて、金曜日の面会で書き取った星野さんのメッセージを読み上げました。
 徳島救う会の元木美起子代表が地元としての決意を表明し、和久田修弁護士の再審報告の後、アメリカで政治犯救援を闘うキャロル・セリグマンさんからのメッセージが紹介されました。

 共に闘う決意を、全学連の斎藤郁真委員長、動労千葉の田中康弘委員長と千葉・三里塚の岸本豊和さん、革共同の鎌田雅志さんが表明しました。
 いわての岡田幸助さん、広島の宮原亮さん、大阪の森本理さんが星野さんを取り戻す決意を語った後、徳島の原祥吾さんの熱烈なカンパアピールに応えて21万2831円が集まりました。デモ指揮の奥村毅さんが行動提起を行い、デモに出発です。














 
星野さんに聞こえた!
 2つの梯団に分かれ、「星野さんは無実、星野さんを返せ」とコールを響かせながら、徳島刑務所に向かいます。沿道に出てデモを歓迎する住民と交流しながら、デモ隊の意気は上がりました。徳島刑務所正門には星野文昭さんの写真が大きなパネルで掲げられてデモ隊を出迎えました。その前で暁子さんが「文昭、聞こえますか。みんなで迎えに来ましたよ」とマイクで語りかけ、「ソリダリティ」を全員で歌いながら刑務所の裏側に進みました。ある人は「必死に涙をこらえていたけれど、暁子さんが『文昭』と言った瞬間にばっとあふれてしまった」と語っていました。









 塀越しに建物が見える場所に差しかかると、「集団面会」が実感となりました。そこで、平良修さん、辻川慎一さん、みやぎの青柳葉子さん、「街」の2人らがマイクを使って「星野さんがこの中にいることを絶対に許さない。必ず取り戻します」と直接呼びかけました。この声が届いたことが、翌日の面会で分かると歓喜の環が全国に広がりました。













 9・6徳島刑務所デモは参加者全員が感動に包まれ、「この闘いで絶対に星野さんを取り戻す」と決意する、まさに歴史的な闘いになりました。

 7日には22名が参加して、面会・差し入れ行動が行われました。1月に刑務所が面会を拒否した修三さんのお連れ合いのゆかりさんが、修三さん、暁子さんと一緒に面会しました。「デモは、はっきり聞こえた。『街』の人も分かった」と星野さんが語ったことが伝えられ、喜びが爆発しました。
 3日間の闘いを通して星野闘争の物凄い飛躍を実現し、星野文昭さんを実際に取り戻す闘いが始まりました。11・1労働者集会から、11・29星野全国集会に向かって突き進もう。
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