星野文昭さんに対するまったく不当な弾圧が明らかになりました。全国から抗議を集中し、これを打ち破りましょう。 10月5日から、星野暁子さんが星野さんとの面会に行っていましたが、昨日、以下のことが分かりました。 星野さんは今月から3類に降格されました。 理由は、①工場で他の受刑者から話しかけられた時に看守の許可を得ないで返事をした、②配食の時に新聞を片づ けていたら「新聞を読んだ」とみなされた、の2点です。このような注意事項が「半年間(!)に2回」あると、降格の対象とされるそうです。 3類にされたことで、面会が1ヶ月に5回から3回、手紙の発信が7回から5回に減らされます。 暁子さんは、予定した4回目、5回目の面会かできないまま、東京に帰ることになりました。 さらに、「2類集会(映画やテレビを見る会、菓子や飲み物が配られる)」等に出席できなくなります。 2類への復帰は、最短でも来年4月です。これも保障の限りではありません。 さらに、9・6徳島刑務所デモに関する記事や手紙がすべて抹消されていることが分かりました。 新聞は、その部分を切り取った上、裏面のコピーを星野さんに渡しているそうです。 小さな記事は墨塗りで抹消しています。 全国から寄せられた手紙やハガキも、9・6デモについて触れたと思われる部分はすべて墨塗りにされています。 9・6徳島刑務所デモに関しては、いっさい星野さんに伝えないということです。 ただ、面会で暁子さんが話すことまでは、禁止できません。 これは、9・6徳島刑務所デモに対する露骨な報復です。また、戦争法案強行採決、新自由主義攻撃と一体の対する許しがたい弾圧です。 9・6徳島刑務所デモは9月国会闘争と一体で闘われ、その実力闘争的発展の道を切り開きました。それに対する報復として、今回の弾圧があります。 獄中41年、星野さんが不屈に闘い抜いていることが、労働者階級に限りない勇気を与えて、その決起を生み出しています。星野さんの存在と闘いは、国鉄闘争と一つになり、階級の魂とも言うべき位置を占めています。 9・6闘争は星野さんとの獄壁を超えた団結をつくり出し、2010年代中期階級決戦の高揚を切り開きました。 これに耐えがたい打撃を受けた徳島刑務所、法務省、国家権力が、不当極まる弾圧をかけてきたものであると考えています。 全国の星野救援会はもちろん、すべての労働者人民に事態を訴えて、大反撃に出なければなりません。 ただちに、全国の星野救援会、弁護団等の抗議、申し入れを行いましょう。 同時に、全人民的反撃を組織しましょう。すべての労働組合、運動団体、学生運動等に訴えてください。 星野文昭さんとの団結と連帯を強めよう。全国から、手紙、ハガキを送ってください。 抗議先 〒779-3133 徳島市入田町大久200-1 徳島刑務所 |