4月22日、首都圏の救援会と支援者130名は、東京高裁包囲デモに起ち上がり、星野文昭さんの無実を明らかにする全ての証拠を開示せよと怒りの声を叩きつけました。 全証拠の開示を求める署名運動への賛同者は、270名を超える弁護士を先頭に各界から合わせて840名に達しています。署名は4万筆を超えました。この力が東京高裁と高検を追いつめ、証拠開示を迫っています。 2010年の足利事件、11年の布川事件、12年のゴビンダさん再審における無罪の確定は、検察官の隠し持っていた無実の証拠を提出させることで勝ちとられたものなのです。 ところが3月28日、東京高検・纐シ仁は「証拠開示は一切必要ない」という鉄面皮な意見書を出してきました。全く許せません。 08年、最高裁は服の色の誤りを認めました。それでも再審を開かせないために、証拠開示を拒否するのです。これは国家犯罪であり、その責任は徹底的に追及されなければなりません。 星野さんの無実を明らかにする闘いは、この権力反罪を暴く闘いであり、それが証拠開示運動として大きく拡がっていることに多くの人たちが希望を見いだしています。 全国で署名をどんどん集めよう。職場に街頭に労働組合にあらゆる機会をとらえて執念をもって署名運動への参加を働きかけよう。 |