アメリカで「フリー・ホシノ」決議あがる
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    アメリカで「フリー・ホシノ」決議あがる

 10月19日、サンフランシスコ州立大学で開かれたNNA(ノー・ニューク・アクション)学習集会において、「日米安保反対で38年以上投獄されている反戦運動家の星野文昭の即時解放」を求める決議があげられました。他に、「日米の全ての原発の再稼働を阻止せよ」等16の決議もあがりました。
 この決議は、一昨年の11月労働者集会に参加し、星野暁子さんと話したILWUローカル21委員長のダン・コフマンさんが送った手紙に基づくものです。


 
ダン・コフマンさんの手紙を合わせて紹介します。
 私は、ETGの株主である伊藤忠に対して連帯の闘いを続けている動労千葉によって2011年11月の労働者集会に招待されました。そこで、民営化や外注化など、日本の労働者もアメリカの労働者も同じ問題と直面していることを知りました。
 私は、世界で最も長く獄中にいる政治犯の一人、星野文昭さんの配偶者である暁子さんと会いました。星野さんは、1971年11月14日、核兵器を残したままの沖縄返還に反対して闘いました。彼は警官の死に関してでっち上げられました。彼は無実であり、物的証拠はありません。ただ一つの「有罪の証拠」は、密室でつくられた6人のデモ参加者の供述調書です。そのうち5人は、警察官・検察官に強制されたという理由で、法廷で供述を否定しました。1人は証言を許否しました。警察はデモを映したビデオテープを「紛失」しました。さらに最高裁は、星野さんが71年のデモの時着ていた服は、でっち上げられた「きつね色」ではなく、「薄青」だったと認めました。
 日本政府は、無実の人を36年以上も刑務所に閉じ込めています。日本の刑務所は抑圧的で、友人は面会できません。こういう不正義は、多くのでっち上げ事件や、トレイヴォン・マーティン事件を思い起こさせます。世界中の労働者は、立ち上って、要求するべきです、「星野文昭を解放せよ」と。
(EGTは、ILWUの闘いを破壊するために伊藤忠が出資して建設した巨大輸出ターミナルです)







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