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3・20渋谷反戦デモへのメッセージ
                                                  星野文昭(徳島刑務所在監)
 チュニジアから始まり、エジプトさらに中東・全世界に広がる闘いは、アメリカ帝国主義(ヨーロッパ、日本)の新自由主義が大恐慌を生み、そこから大失業と戦争を生んで、国内はもちろん、新植民地主義諸国、中東に失業と低賃金、物価・食料高騰と貧困・飢餓を集中し、それへの怒りを一切の批判を圧殺する独裁体制によって抑えてきたことへの根底的決起として、労働者階級の職場支配・占拠の団結した闘いが、兵士を獲得し、諸階層の人民をも吸収して、全てを労働者人民の手に獲得することで勝利の展望を開こうとしています。労働者人民の力で世の中を変えることができるということを、先進的な人々だけの確信にとどまらず、全世界の大衆的な確信にしていることが、今、一番、大きなことだと思います。
 動労千葉・国鉄闘争を基軸に全産別において、資本・権力、体制内指導部と対決して、職場・地域の主導権・支配権を獲得し、チュニジア・エジプト−中東、全世界の労働者人民の決起と一体に、革命めざして闘いに立ち上がろう。これが、今の時代の声だと思います。それが、全ての労働者に響く声だと思います。
 そして、この情勢の中でこそ、独裁政権による闘う者への弾圧と星野無期は一つであり、それを許すなという声と闘いが、全ての労働者人民のものになる。そう思っています。
 共に闘いましょう。