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特別決議
2011年沖縄・安保闘争の爆発と星野再審闘争の勝利をかちとろう
昨年11・23延坪島砲撃戦をもって、米帝の朝鮮侵略戦争が始まりました。
菅民主党政権は、新防衛大綱で「動的防衛力」「南西重視配備」に大転換し、新安保共同宣言で朝鮮侵略戦争に参戦しようとしています。辺野古新基地建設をあくまで強行し、沖縄を朝鮮侵略戦争の出撃基地として、文字通りの軍事監獄へと叩き込もうとしています。
日米安保は、沖縄と本土、日本と全世界の労働者階級の間に打ち込まれた分断のくさびです。「県外か、国外か」ではなく、「基地撤去、安保粉砕」こそ、沖縄の労働者階級の希求です。これを実現する力は、沖縄と本土を貫く階級的労働運動の発展、そして日米韓、日朝中の労働者の国際的団結の中にこそあります。
この闘いにとって、無実の星野文昭さんを取り戻す闘いは、決定的な位置を持っています。米軍基地の永久化のための71年沖縄「返還」返還協定批准に対して、反戦青年委員会と全学連は、沖縄全島ゼネストにこたえ、機動隊の戒厳体制を打ち破って、渋谷を解放区と化して闘いました。当時の青年労働者・学生の首をかけ、人生をかけた決起の先頭にたったのが、星野文昭さんでした。
国家権力は、70年安保・沖縄闘争のような闘いを二度とやらせないと、無実を百も承知で、35年間も星野さんを獄中に閉じこめています。死刑、無期懲役攻撃に非転向を貫き、獄中から労働者解放を熱く訴え続ける星野さんこそ、階級的労働運動の最も誇るべき戦士であり、労働者階級の勝利の証しです。
2011年、労組交流センターは、朝鮮侵略戦争阻止、新たな安保・沖縄闘争を職場生産点からつくりだすために、総力で闘います。そして、この闘いと一体で、無実の星野さんを取りもどす闘いを労働組合に拡げ、再審闘争の勝利を切り開きます。
5・15沖縄闘争に「基地撤去、安保粉砕」を掲げる大隊列を登場させよう。沖縄現地で開催される拡大全国運営委員会を跳躍台として、沖縄と本土を貫く階級的労働運動の力強い発展をつくりだしていこう。
2011年を沖縄・安保闘争の爆発と星野再審闘争の勝利の年にしよう。
右、決議します。
2011年2月6日
全国労働組合交流センター第18回定期全国総