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無実の星野文昭さんをとり戻していく特別決議
関西労働組合交流センター
星野文昭さんにかけられた殺人罪でっち上げ・無期懲役の攻撃はすべての労働者人民にかけられた攻撃です。私たちは今こそ、獄中35年不屈にたたかう星野さんを取り戻すために全力でたたかいます。
星野さんは沖縄の「ペテン的返還」に反対して1971年11月14日渋谷暴動闘争に決起しました。この沖縄のペテン的返還はあくまでも沖縄に米軍基地を強制し、そうすることで日米安保のもとでの日帝独自の戦争国家化を推し進めようとするものでした。星野さんらのたたかいは、首都を戒厳令下におくことでたたかいを封殺しようとした日帝国家権力の思惑を打ち砕き、体制そのものを揺るがすものとして発展したたかいとられました。星野さんはこのたたかいを「それは、一握りの資本家の利益のために、搾取、抑圧、生活破壊、大恐慌・大失業・戦争を強いる資本主義のあり方を労働者人民の力で終わらせ、搾取・抑圧のない、基地・戦争のない、誰もが人間らしく生きられる社会をめざす闘いでした。」(11.28全国集会へのメッセージ)と述べられています。星野さんの35年の不屈の労働者自己解放のたたかいは私たちに限りない勇気を与えています。昨年7月14日の最高裁の特別抗告審棄却攻撃は私たちを再びこのたたかいの原点に引き戻すものとしてありました。
11月27日、星野再審弁護団・家族はついに第二次再審請求書を東京高裁に提出しました。再審請求書は星野文昭さんの「陳述書」をはじめ27の新証拠・新証言を明らかにしています。これらの新証拠は決定的です。昨年の最高裁による特別抗告審棄却の卑劣な言い逃れを全く許さない決定的な証拠です。星野文昭さんの無実は完全に明らかになりました。無実の星野さんを35年間も獄中に閉じこめておくことなど絶対に許されるものではありません。東京高裁は直ちに再審を開始しろ!星野さんを直ちに釈放しろ!
私たちはこの第二次再審請求をもって全国津々浦々に「再審を行え」の大運動を巻き起こしていこうではありませんか。11月1日の全国労働者総決起集会5850人結集の力で、全国の労働者、労働組合に「星野さんのようにたたかい、星野さんと共にたたかい、そして星野さんを取り戻そう」と訴えていこうではありませんか。星野さんとの階級的団結を求めてたたかいましょう。職場でのたたかいを全面的に発展させていくことが星野さんを奪還していく道でもあります。国鉄決戦、1047名解雇撤回闘争を全力でたたかい発展させ、国家権力との力関係を大きく変革し、星野さんをなんとしても取り戻しましょう。
今年一番の冷え込みとなった徳島に、暁子さん、修三さん、そして新潟からKさんが面会に来られました。制限もほとんどなく、面会時間も確保できました。
でも「30分は短いわね」とKさん。星野さんの第一印象は「笑顔がとっても素敵でした。」とのこと。
透明感のある星野さんの絵のことについて、新潟で絵画展をされたときのこともありいろいろ話になったそうです。
「星野文昭さんは、いつも他の人のことを考えながら行動をされているんだなぁ、とおもいました。イエスさまと同じだぁ、と心にストンと落ちた気がします。大きなクリスマスプレゼントを戴いた気持ちになりました。」とのことでした。新潟では、Kさん以上にまわりの皆さんが「面会、面会」と盛り上がっていたそうです。
11.28 全国集会
(091129UP)
11・28全国集会へのメッセージ
星野文昭
再審無罪、即時釈放を、心を一つにしてかちとろう
本日の集会に、友人はじめ多くの皆さんが参加されたことに、暁子、家族と共に心から感謝しています。
本日の集会は、改めて星野無期と向き合い、本当に無期を覆し、一日も早く取り戻す、という立場に立ち切って、心を一つに取り組みを強める集会として位置づけられると思います。
すでに議論を深めつつ、そのような取り組みとして、この1年で6つの取り戻す会が新たに結成され、広く労働者の中へ、民衆の中へ星野の取り組みを持ち込み、その力で再審無罪、即時釈放をかちとる挑戦を開始していることに、心から励まされています。
そして、昨日、私と弁護団は、第2次再審請求を申し立て、私も陳述書を提出しました。
権力が私たちの未来を閉ざすために、私の無実を百も承知で無期を強いる、35年にもわたって投獄していることへの労働者人民全体の怒りを解き放って、自らと全ての人々の人間的解放と一体に、再審無罪、即時釈放を、心を一つにしてかちとりましょう。
一人ひとりが、可能な形で、できる限りの力で取り組むことを訴えます。
今日の社会で、生産を担い、社会を動かしているがゆえに、社会を変える力を持つ労働者が、自らの職場、闘いの場で、全ての人民が、自らの生活の場、闘いの場で、星野を取り組み広げることを心から訴えます。
労働者こそ世の中を変える力を持っている
資本主義は、資本が労働者から搾取し肥大化する帰結として今回の大恐慌をもたらし、その延命のためには、一層の犠牲を労働者人民に強いる以外になく、その歴史的役割、歴史的生命が尽きています。
そのことへの怒りが、今夏の総選挙で自民党政権を倒しました。そして今、それに代わった民主党政権が、資本主義救済の政党であることに労働者人民の怒りが大きくなっています。それが、沖縄の基地撤去を求める決起となり、大失業・非正規・民営化への怒りの決起、11月決起となっています。
労働者こそ、世の中を変える力を持っています。労働者人民の力でこそ、世の中を本当に変えることができます。怒りを闘いに転化して闘うことを通して、私たちはその力を獲得し、その力によって世の中を変えることができる、そのような時代の到来です。
不正義や理不尽への怒りが怒りとなり、正義が正義として実現される時代に、無実の私に対する無期への怒りが怒りとなり、再審無罪、即時釈放が労働者人民の力で実現する、そのことが可能になっていると思います。
怒りが怒りとして向かうべき者に解き放たれないと、また、私たち労働者人民自身の世の中を変える力をどこまでも信頼する立場に立たないと、私たちの怒り、闘いは腐ります。権力に屈服することで、対立・分断が持ち込まれます。
私たちは、いろいろなものを抱え、格闘しつつも、どこまでも現実の下での労働者人民の怒り、苦闘、解放への思いに身を置いて、怒りを怒りとして解き放って、絶対にこの現実を変え、解放をかちとっていく、星野においてもそのことと一体に星野無期への怒り、苦闘、解放の思いを共有し、怒りを怒りとして解き放ち、労働者人民の力で再審無罪、即時釈放をかちとる、その立場が問われています。
私たちの闘いは体制を揺るがした
70年闘争は、スターリン主義のクビキを打ち破って、青年・学生を先頭に労働者人民の自己解放を根底から解き放つものでした。とりわけ11・14闘争は、闘うベトナム・アジア人民と連帯すること、沖縄闘争を、沖縄−本土の労働者人民全体の課題として闘うことによって、私たちの闘いを飛躍させるものでした。
今日なお、沖縄に日本にある米軍基地の75%を集中し、日米安保の強化、有事立法、9条改憲という戦争準備が進められている現実を見れば、日本帝国主義権力が、日米安保の要として沖縄基地を維持、強化することで、日本全土における戦争体制をつくることを自らの延命の基本政策にしていることは明らかです。そのなかで、私たちの闘いは、その根源を打ち砕き、体制そのものを揺さぶるものでした。
それは、一握りの資本家の利益のために、搾取、抑圧、生活破壊、大恐慌・大失業・戦争を強いる資本主義のあり方を労働者人民の力で終わらせ、搾取・抑圧のない、基地・戦争のない、誰もが人間らしく生きられる社会をめざす闘いでした。
この闘いを恐れ、どんなことをしても絶滅しようとしたのが星野無期です。権力は私の無実を百も承知でした。にもかかわらず、デモの参加者に嘘の供述を強制し、彼らが公判でそのことを明らかにし、無実が明らかになっているのに、権力のみを力に無期を強制しています。
こんなことを、怒りを解き放って、一日も許さない闘いを、全ての職場、闘いの中で闘うことが、私たちの闘いを本物にします。
当時、沖縄の本土復帰の希求をかなえるかのような形をとって、沖縄に永久に基地を集中しようという72年返還協定の批准が、沖縄・本土の労働者人民の反対を封殺して強行採決されようとしていました。これに対して、沖縄では島ぐるみの反対闘争が闘われ、それに応えて、本土・首都で私たち労働者人民が一つになって、強行採決を阻止することが歴史的責務として問われました。
私は無実だ
その責務を果たすために、私たちの呼びかけに応えて渋谷に結集した万余の人々と合流し闘うことが、当日の私たちの目的でした。それを、当時の自民党政府は国家権力を乱用し、警察機動隊の力を使って、集会・デモと、一切の行動を禁圧しようとしました。もし私たちがこの前に屈し、私たちの責務を放棄すれば、かつて十五年戦争、第二次大戦に反対し得ず、膨大な犠牲を結果したのと同様の指弾を、後の世代から受けるものでした。私たちは、私たちの責務を果たすために、当日の闘いに立ちあがりました。私たちの行く手を阻む阻止線など、あらゆる妨害をはね返して、渋谷に結集した人々と合流し闘うこと、それが、リーダーの一人としての私の当日の役割でした。
そのために、私は、阻止線を突破した後、バラバラになったデモ隊を再結集し、再出発するために、途中、左手に死亡した機動隊員が捕捉されているのを見つつも、その先の誰もいない先頭まで走って、十字路で止まりました。四方を見渡すことができるその十字路で、到着直後にNHK方向に現れた機動隊の動きと、デモ隊の再結集の状態を見極めて、その機動隊の襲撃を避けて速やかに渋谷に向かうこと、そのために私は、十字路に終始いました。そこから一度として離れることはなかったし、離れることはできませんでした。離れれば、機動隊の動きが分からず、その機動隊の襲撃への防衛、対処ができず、私の役割を果たせないからです。それは論外でした。
終始十字路にいた私が、囲みの中にいた、殴打していた、火炎びん投てきの命令をしたということは、絶対にありえません。そんな現実にはありえない、全くの虚構によって無期を強いられていることは、天人共に決して許されるものではありません。私は、一点の曇りもなく無実です。
最高裁はK供述の誤りを認めた
無期判決の唯一の根拠となっている、私が殴打していた、火炎びん投てき命令をしたという供述は、当人たちが、公判廷で、そのようなことを目撃したり聞いたりした記憶がないと明言し、加えて、私の殴打、命令を認めた供述が、誘導や強制と、それへの迎合によってつくられたものであることを、実際に経験したものにしか言えない内容で詳述しており、判決が言うような気兼ねや遠慮によって嘘を言っている内容とは全く違うことも明らかです。
また、私が終始十字路にいたことは、彼らの供述調書と公判証言において一致し争う余地のない私の目撃は、それぞれ異なった時間に、囲みではなく、そこから離れた十字路にいたことを示しています。Iしかり、Aoしかり、Sしかり、Arしかりです。
唯一殴打していた人物の服装の色、きつね色上下を明確に記憶していて、そのことによって、私が殴打したと供述し、荒川・奥深山一審裁判でもそれを維持していたK供述も、第1次再審特別抗告において、最高裁が、当日の私の服装が「薄青」であることを認め、きつね色ではなかったことを認めたことによって、彼が繰り返し、明確に殴っているのを見たと言っていた、きつね色上下の人物が私でないことが裁判上でも明らかになりました。その最高裁がすがっているKが後ろ姿や声からも私だと思ったという点も、それは、明白に、きつね色上下の人物の後ろ姿、声であることから、その人物の服の色が私の服の色と一致しないことを最高裁が認めた以上、当然、その後ろ姿も声も別人のものです。
そして何より、当日行動を共にした百数十名から二百名の大半は労働者で、学生は全体の3分の1、そのうち群馬の学生は13名、それも大半は1〜2年生で闘争経験は浅く、当日は、闘争経験の多い者が先頭にいて、言われるような行動があったとしても、その闘争経験の多い者を押し退けて、ほぼ全てが群馬の闘争経験の浅い学生だったなどという供述のストーリーそのものが、一目で明らかな、あり得ない虚構であり、その中に私の虚構もつくられている、ということです。
権力の手によって、そもそも殴打などしていない群馬の何人もの学生が実行犯とされ、その彼らをさんざん脅して、私が殴打していたという嘘の供述を強制するという、権力が権力を使って行っている権力犯罪そのものです。それも、労働者人民の未来、解放を閉ざすために。
このことに対する百パーセントの怒りと、無実への百パーセントの確信によって、再審無罪・即時釈放をかちとりましょう。それを労働者の中に、人民の中に広く持ち込み、取り組みを広げ、労働者人民の力で、無罪・釈放を絶対にかちとりましょう。
労働者自己解放を通した人間解放を
70年闘争は、資本主義・帝国主義からの解放の扉を開いたロシア革命を圧殺したスターリン主義の制動をうち破って、労働者階級の自己解放闘争によって人間解放をかちとる、それによって全人民の自己解放的決起をかちとるという本来の道を取り戻し、手にした青年・学生が、職場、街頭で、反戦闘争、大学闘争、沖縄闘争、三里塚闘争などで、その自己解放性を根底から解き放ち立ち上がる闘いでした。そこに体制の危機が突きつけられた権力・自民党政府は、破防法とカクマルという民間反革命、そして星野死刑求刑・無期という絶滅を狙う許しがたい攻撃に出てきました。それとの闘いは、この試練をうち破って、本物の自己解放闘争、人間解放闘争をかちとるものとしてありました。
私たちは、労働者人民の力に支えられ、この試練に基本的に勝利しました。しかし一方では、労働者階級と直接結びつく、その中に入り、その怒り、自己解放性に依拠し、それを全面的に信頼し、闘いを通して、団結した労働者自己解放=人間解放の力を獲得していくという実践が極めて制約され、そのことによって、労働者人民の力で、労働者自己解放=人間解放闘争とそのための党をつくっていくという本来の姿が歪められたと思います。この間の苦闘は、動労千葉・階級的国際的労働運動に学び、現実の労働者階級・人民の闘いの大地に根を張り、結びついた本来の実践、本来の姿を取り戻す苦闘だったし、私たちは今、その最も大切な、どこまでも労働者階級・人民と共にあり、その力を解き放って解放をかちとるという、本来の姿を取り戻す基本的地平を手にすることができています。
星野無期への怒りを解き放とう
実は、星野においても、死刑・無期の重圧をはね返し未来を切り開く、本物の力を獲得することが問われました。それは、獄壁による分断をうち破って、家族、全ての労働者人民の怒り、思い、解放への希求を、常に心も共有し、それを裏切らないこと、そこにどこまでも身を置いて、必ず現実を変え、解放をかちとる、そのなかで本物の信頼−団結・絆をかちとること、それを日々大切に積み上げるものとしてありました。まさに、それは、この間の苦闘と一つの、最も根源的なものと言えると思います。
その意味で、運動全体が、この間の苦闘を通して、本来の姿を取り戻したということは、星野を星野として闘うことができるようになったということだと思います。星野無期への怒り、労働者自己解放を通して人間解放をかちとっていく闘いを圧殺するために、無実を百も承知で無期を強いる、35年間投獄していることへの怒りを怒りとして解き放って、全ての労働者人民の力で取り組み、星野再審無罪、即時釈放をかちとりましょう。あらゆる格闘を通してやりきりましょう。
私たちが本来の姿を取り戻した、労働者自己解放闘争を通して人間解放をかちとる闘いの中で、労働運動のみならず、法大、三里塚、沖縄、あらゆる闘いの新たな本格的発展をかちとる、その中で星野の本格的発展をかちとる、それぞれの闘いの外に星野があるのではなく、闘いの中に星野があり、その闘いの中で星野を闘う、そのように闘いましょう。星野のように、星野を共に闘い、星野を取り戻す闘いをやりとげましょう。
現代社会の一切の苦難の根源は、資本主義の下で、資本の自己増殖のために、労働者が賃金奴隷として、無限の搾取と支配、生活破壊が強いられ、さらに全ての人民への搾取、支配、生活破壊が強いられることにあります。
誰もが人間らしく生きられる社会を
74−75年恐慌によって戦後的発展が行き詰まって以降の新自由主義は、そのことを露わにしました。そして、その結果が、労働者・人民の犠牲の上にむさぼった資本の過剰による今日の大恐慌です。そしてその大恐慌は、公的資金投入、粉飾決算という禁じ手によって二番底、三番底を不可避としています。それは、資本による搾取・支配を一層無制限にすると同時に、世界再分割をめぐる争闘戦−侵略戦争、世界戦争を不可避とします。
この現実への労働者人民の怒りが、自民党支配を崩壊させました。それに代わった民主党政権は連合を使って、その怒りを抑え資本主義の救済に走っています。
問われていることは、誰かにお願いするのではなく、労働者人民自身の力で、資本主義を終わらせ、労働者人民が主人公の新たな社会をつくることです。
実際に、生産を担い、社会を動かしている労働者の団結した力こそが社会を変える力を持っています。この力で、全人民の自己解放的決起をかちとり、資本主義を打ち倒し、全てを労働者人民の手に奪い返し、その解放された力によって誰もが人間らしく生きられる社会=共産主義社会を実現する、今は、それが可能な時代です。労働者人民自身の力を全面的に信頼し、その力を一つに解き放ってそれをやり遂げましょう。
資本・権力と、それに屈服する体制内指導部が強いる、まともに働くことも生きることもできない耐え難い現実は、決して労働者人民の心をつかむことができません。私たちの闘いこそが唯一、労働者人民の現実的展望を開くものとして、その心をつかむことができます。
現代において、この労働者階級の自己解放闘争によってこそ全人民の自己解放決起をかちとって、資本主義と階級社会そのものも終わらせ、階級社会の下でのあらゆる差別・抑圧からの解放、普遍的な人間解放を実現することができるのです。
大恐慌と大失業・戦争の地獄しかもたらさない資本と権力、体制内指導部への怒りを解き放ち闘い、彼らから支配権をもぎとって、自らの職場・地域を人間らしく生きる場に変えていく拠点、団結した拠点としてうち固め、そうしてあらゆる分断をのりこえて、民族・国籍・国境をこえた団結した闘いによって、資本主義を終わらせ、全てを奪い返しましょう。それによって労働者人民が真の社会の主人公となることによって、その闘いを通して養った人間的共同性を解き放って誰もが人間らしく喜びをもって生きる社会を実現し、運営する、それをかちとりましょう。そのために、自らの変革、飛躍をかちとり闘いましょう。
共に全未来を獲得しよう
資本・権力が今、民営化による大量首切り・賃下げ・労働強化、非正規化と労組破壊−改憲・戦争に延命の命運をかけ、それに対して20年不屈に闘う1047名解雇撤回闘争を軸にした闘いにかちぬくことが、その闘いの勝利を切り開くし、その闘いと結ぶことで、三里塚、沖縄はじめ全ての闘い、そして星野の勝利があります。
このような闘いを圧殺するために、私の無実を百も承知で無期を強い、35年間も投獄していることへの根底的怒りを解き放ち、無実への百パーセントの確信をもって、再審無罪、即時釈放をかちとりましょう。それを全労働者人民、全社会的な闘いとして勝利し、合流をかちとりましょう。
共に闘い、共に全未来を獲得しましょう。
11.27 第2次再審請求書提出
(091129UP)
弁護士会館を出発
再審請求書
いざ!裁判所へ
提出後の記者会見
新証拠の詳細説明を求める記者
(091123UP)
動労水戸の定期大会にて
闘う労働組合運動の力で
無実の星野文昭さんを取り戻す決議
決議文が組合員へ配布され壇上にて読み上げられ
全員一致で採択される
「茨城・星野文昭さんを取り戻す会」の連帯の挨拶
闘う労働組合運動の力で
無実の星野文昭さんを取り戻す決議
(091126UP)
一九七一年十一月、沖縄返還協定批准阻止の闘いを最先頭で闘い、その報復として無期懲役とされた星野文昭さんが、徳島刑務所で今年、獄中三五年を迎えました。
七二年の沖縄返還は、支配階級が資本主義体制を維持するために敗戦の危機に対しては沖縄戦を強要し、敗戦後はアメリカに売り渡しながら、沖縄労働者階級の反戦反基地闘争が抑えきれないほど爆発してきたことに対して、基地の島を維持するために日米の支配者が合意して行ったことであり、徹頭徹尾インチキな返還でした。これに対して沖縄と本土の労働者階級が分断を乗り越え連帯して「ペテン的返還反対」を闘った画期的闘争が七一年の闘いです。この闘いは、国家権力の大弾圧体制を打ち破り渋谷を解放区にしてしまうほど戦闘的に闘われ、それがより一層発展していくことを恐れた国家権力は、闘いの先頭にたった星野さんに弾圧の矛先を向けました。星野さんを機動隊員死亡の「殺人犯」とデッチ上げ、全国に指名手配し、七五年に不当逮捕しました。以来三五年間という世界でも例の無いほど長期にわたり無実を訴え、非転向であるがゆえに無期懲役・獄死の攻撃を受けている政治犯が星野さんです。国家権力が、えん罪を認め星野さんを釈放しないのは、沖縄の今日の現実がまさに七一年の「返還」が基地の島沖縄の強要でしかなかったことを示しているからです。沖縄の基地問題は過去の問題ではなく、現在の問題そのものだからであり、沖縄と本土の労働者階級が団結して実力闘争に立ち上がり基地の島が維持できなくなることを恐れているからです。
星野さんは青天白日無実です。星野さんを有罪とする物的証拠はどこにもありません。「証拠」とされているものは、密室でねつ造された「供述調書」だけです。この「供述調書」も、「強いられたウソの供述である」と当人らが後の公判で認めているものです。
国家権力は星野さんが無実であることを百も承知です。国家権力は労働者階級の闘いを抑止するために、星野さんを無期懲役にして三五年間も獄中に閉じこめているのです。こんなことを労働者階級として許してはならない。
星野さんは、「国鉄分割・民営化と退路を断って闘い、勝利を開いている動労千葉労働運動」「これに学んだ階級的労働運動を実践している労働者人民の闘いに心から感動」し、「資本主義を終わらせ、労働者が社会の主人公となり、人間が主人公となる社会を実現していこう」とすべての労働者人民に呼びかけています。星野さんの獄中三五年の闘いは、動労千葉の闘い、国鉄一〇四七名解雇撤回闘争、そして、JR資本と二三年間非妥協で闘い抜いているわれわれ動労水戸の闘いと本質的に一体です。労働者人民に、働くことも食べさせることもできず、さらなる大量首切り、賃下げ、労働強化、生活破壊を強制する資本主義は今や最末期の段階です。こうした中、全世界の労働者が団結して、新しい社会をつくるための歴史的な闘いに立ち上がり始めています。これを抑止するための日本における最も激しい攻撃が、星野さんに対する無期懲役攻撃です。
今こそ、星野さんを取り戻す闘いを労働運動と労働組合の課題にしよう。「労働者大衆の闘いを圧殺するための星野無期攻撃を許すな!星野さんを直ちに釈放せよ!再審で無罪を勝ち取ろう!」という声と闘いを巻き起こそう。
わが動労水戸は、国鉄決戦の階級的死闘に勝利し、それと一体で必ず星野さんを取り戻す決意である。
右、決議する。
二〇〇九年十一月二二日
国鉄水戸動力車労働組合 第二十八回定期大会
(091112UP)
決意表明と11・28集会結集を訴える!
「11/7 星野文昭さんと沖縄・辺野古を結ぶ、埼玉集会」
第一部は、平良さんの1時間の講演。日本国家が沖縄に米軍基地を押し付けている歴史的構造を、特に戦後史を中心に話されました。それをいまだに許している本土側の責任、そしてベトナム、イラク・アフガン戦争で、「自らの意思に反し、加害者としての責任を負わされている」沖縄の立場も話されました。米軍基地撤去を求めての71年11月渋谷の星野さんの闘いの意味を改めてかみしめました。
第2部は、越谷絵画展実行委員会メンバーの三線演奏に始まり、暁子さんの挨拶、米山さんからの第二次再審請求の骨子報告があり、会場からの質疑応答を行いました。
(091101UP)
11・1全国労働者総決起集会へのメッセージ
星野文昭
本日の集会は、大恐慌下の失業・戦争と対決し、全世界の労働者人民の団結した闘いによって資本主義と階級社会を終わらせ、人類の解放をかちとることを呼びかける歴史的集会です。
資本主義の命脈は尽きた
大恐慌を公的資金投入と粉飾会計によってのりきる方法は、大恐慌の二番底、三番底をしか結果しません。それは最早、労働者人民に、働くことも食べさせることもできず、民営化・労組破壊による大量首切り、賃下げ、労働強化−生活破壊と争闘戦の末の戦争を強制する以外にありません。
資本が労働者を賃金奴隷として無制限に搾取し自己増殖することによって経済・社会を回す資本主義は、74−75年恐慌、新自由主義、大恐慌を経て、もはや、その歴史的生命が尽きています。
労働者階級の自己解放
この現実への労働者人民の怒りが、日本帝国主義の支配=自民党支配を崩壊させました。しかし、それに代わった民主党政権は、連合を使って労働者の怒りを抑え、体制内に取り込んで資本主義を維持するためのものです。
実際に生産を担い、社会を動かしている労働者の団結した力こそが、自らを賃金奴隷から解放し、社会を変える力です。この力で農民をはじめ、全人民の自己解放的決起をかちとり、資本主義を打倒して、全てを労働者人民の手に奪い返し、誰もが人間らしく生きられる共産主義社会を実現する、それが可能な時代を私たちは手にしています。
労働者階級の自己解放闘争によってしか、全人民の自己解放的決起をかちとって資本主義を終わらせ、階級社会の下でのあらゆる差別・抑圧からの解放、つまり普遍的人間解放を実現することはできません。
労働者人民の力を全面的に信頼し、資本・権力、体制内指導部と非妥協的に闘って、1047名解雇撤回、法大闘争、労農連帯、国際連帯の闘いの勝利をかちとりましょう。
星野無期を打ち破ろう
このような闘いを圧殺するために、私の無実を百も承知で無期を強い、35年も投獄していることへの根底的怒りを解き放ちましょう。再審無罪・即時釈放を、全労働者・全社会的闘いとし、必ず、合流をかちとりましょう。
共に闘い、全未来を獲得しよう。
第2次再審勝利!星野奪還!
暁子さんのアピ−ルに米国からの訪日団が星野カレンダ−を購入
韓国からの訪日団にも暁子さんがアピ−ルし星野カレンダ−を購入
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星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議
〒105-0004 東京都港区新橋2-8-16石田ビル4階
TEL・FAX 03−3591−8224
郵便振替 00110−5−155521
09’星野修三「木版画」展
+
Expression of each
2009年11月9〜21日13:00-19:00(15日休み)
gallery mestalla企画展
千代田区西神田2-3-5 千栄ビル1F
(091024UP)
星野文昭絵画展越谷実行委員会が
正式に「会」として結成
2月と8月の二回に亘る絵画展&星野集会を開いてきた「獄中35年星野文昭絵画展」越谷実行委員会は、8月28日〜30日の絵画展&星野集会の後、今後の取り組みをどうしていくのか、10月7日の全員が出席した実行委員会で討論しました。
星野文昭さんの明るい絵画に惹かれて始まった絵画展実行委員会ですが、星野さん本人が35年目の獄中生活の中から無実を訴え続けていることにどう向き合っていくのかと真剣に話し合いました。
この1年余の間、越谷実行委員会は10人を超える人たちの参加で、2回の絵画展&星野集会を開いてきましたが、今後も星野さんの早期釈放のためにできることをやっていく「会」として継続していこうと出席者全員が一致しました。
正式の名称は「星野文昭絵画展・越谷実行委員会」で、年会費二千円も集めて会の運営を行うことにしました。絵画展を中心に、それに拘らずに街頭宣伝、署名活動、組合訪問等々できることをやっていこうという趣旨の会です。
その最初の行動は、11月1日の労働者集会に参加して星野さんの再審開始・即時釈放を訴えることにしました。労働者集会の呼びかけは 「国鉄1047名解雇撤回」
「派遣法撤廃!道州制=公務員労働者360万人首切り許すな!」です。星野文昭さんの釈放と第二次再審開始のために共に闘いましょう。
星野文昭絵画展越谷実行委員会
特別決議
階級的労働運動の前進で
無実の星野文昭さんをとり戻そう
1971年11月、沖縄返還協定批准阻止の闘いを最先頭で
たたかい、その報復として無期懲役とされた星野文昭さんが、
徳島刑務所で今夏、獄中35年目を迎えました。
星野さんの34年間の非転向・不屈の獄中闘争は、
労働者階級と資本家階級(とその国家権力)とが
絶対非和解であること、
どんな暴虐な弾圧をもってしても労働者階級の自己解放闘争を
挫くことなどできないことを日々証明し、
労働者に限りない勇気と力を与えてくれています。
また星野さんのたたかいは、動労千葉のたたかいを先頭とする
階級的労働運動、三里塚のたたかい、なによりも
星野さんたちが命を賭してたたかった沖縄闘争と
固く結びついたひとつのたたかいです。
110名逮捕、33名起訴の暴処法弾圧を打ち破ってたたかう
法政大学を先頭とする全学連のたたかい、
不当逮捕を職場の階級的団結づくりに転化してたたかう
青年労働者のたたかい、階級裁判を貫く
五・二七国労臨大闘争弾圧7被告のたたかい、
団結の象徴=スクラムデモで戒厳体制を打ち破った昨夏の
サミット粉砕闘争にそのたたかいは
脈々と受け継がれています。
現在常にたたかいの先頭に立つ学生・青年労働者の
合言葉は「星野さんのようにたたかおう」です。
83年東京高裁による無期懲役判決、
87年最高裁上告棄却、昨年7月最高裁による
特別抗告棄却などの全ての攻撃をはねかえして、
星野さんは獄壁を打ち破る階級的団結を求めて
日々たたかい抜いています。
「獄中・家族と労働者人民のすべてを奪おうとすることに、
すべてを奪い返そう、その解放をかちとっていこうという
星野闘争は、今日のすべてを奪い尽くそうとする
新自由主義をふりかざす資本・帝国主義を粉砕して、
すべてを奪い返そう、解放をかちとろうとする闘いと
真に一つです。」
「職場で、地域で、街頭で、そして国境をこえて、
私たちの団結と闘う力を圧倒的につくりだし、
再審・釈放と獄中・家族と、全ての労働者人民の解放のために、
新たなる決意と体制を固め共に闘いましょう。」
(昨年11・29星野さんを自由に全国集会に
寄せられた星野さんのアピール)
星野さんが訴えるように、星野さんを奪還する力は
労働者階級の団結の力、
「労働者が主人公の社会をつくろう」という立場を鮮明にして
たたかう階級的労働運動の前進の中にこそあります。
今や、世界大恐慌が爆発し、遂に資本主義体制が
音を立てて崩壊し始めています。
全世界で暴動・ゼネスト・工場占拠のたたかいが巻き起こり、
今年前半には日本でも「生きさせろ!」
ゼネストを切り開くストライキが全国でたたかわれ、
私たち東北石けん労働組合もその一翼を担いました。
8月30日、遂に自民党政権は労働者の
怒りによって打倒されました。
第二自民党=民主党が政権をとっても何も良くなどなりません。
そもそも民主党は改憲を党是とし、
360万人首切りの道州制を推進しようとする党派です。
あらゆる職場・街頭にそしてなによりも怒れる労働者の
ただなかに星野さんの生きざまとたたかいを持ち込もう。
「再審無罪と釈放を求める署名」に取り組み、
「星野さんを救う会」とともに第二次再審闘争に勝利しよう。
東北石けん労働組合は、星野さんのアピールを
我が決意とし、資本・権力と非和解でたたかう
階級的労働運動を貫き、全国・全世界の労働者の団結の力で
必ずや星野さんを奪還するまでたたかいます。
右、決議します。
2009年9月4日 東北石けん労働組合
10月13日、星野暁子さん、治男さん、誉夫さんが面会した際、
徳島刑務所に対して、請願書を提出しました。
このことは、翌日の徳島新聞で報道されました。
受刑者にとって、冬の寒さ対策は切実な問題です。
可能な方は、徳島刑務所に対して、独自の申し入れや
要請を送ってください。
請 願 書
徳島刑務所長 狩野覚 様
2009年10月13日
私たちは、貴刑務所において受刑中の星野文昭の家族
および支援者です。私たちは、請願法第3条に基づき、
以下の件について請願します。
同法第5条により、この請願が誠実に処理されるよう
求めます。また、同法第6条により、
私たちが請願を行ったことを理由に
星野文昭がいかなる不利な扱いも受けないよう求めます。
なお、この請願書は、徳島刑務所視察委員会にも送付します。
星野文昭 家族 妻 星野暁子
兄 星野治男
弟 星野修三
従兄 星野誉夫
叔父 星野四郎
星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議
連絡先
東京都港区新橋 2−8−16 石田ビル4階
星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議
電話 03−3591−8224
請 願 の 趣 旨
徳島刑務所長の責任において、受刑者の健康を損なうことの
ないよう、十分な寒さ対策を実施してください。
刑務所で受刑中の者にとって、冬の寒さは最も深刻な
問題の一つです。特に、徳島刑務所は比較的高齢者が多く、
毎年のように死亡者が出ていると聞いています。
十分な寒さ対策が実施されないため、病人や死亡者を
出すようなことがあってはなりません。
以下の点について、具体的な対策を行ってください。
また、すみやかに星野文昭の第2類への進級を認めてください。
1.舎房に暖房を入れてください。
各工場には、不十分ながら暖房が入っていると聞いています。
しかし、重要な生活の場である舎房には、いっさい
暖房が入っていません。厚いコンクリートで囲まれた部屋で、
暖房無しに過ごすのは大きな苦痛であり、
一種の拷問とすら言えるような状況です。
徳島刑務所は山の中腹にあり、寒冷地の刑務所に
準ずる扱いが必要であると考えます。
この冬に病人や死亡者が出ることのないよう、
ただちに舎房の暖房について検討し、実施してください。
憲法第25条が保証する「健康で、文化的な最低限の生活」
「公衆衛生」の観点から、冬季でも摂氏18度を
下回らない日常生活を求めます。
2.使い捨てカイロの差し入れと使用を認めてください。
刑務所全体に暖房を完備するのが難しい実情の中で、少しでも受刑者の健康維持に役立てるため、使い捨てカイロの差し入れと使用を認めてください。
現在市販されているカイロは発火の心配もなく、安全に使用することは難しくありません。
法律や規則を変えることなく、刑務所長の裁量によってただちに実施することが可能だと思います。
3.ユタンポの使用を認めてください。
多くの拘置所ではユタンポの使用を認めており、
特に問題は発生していません。
厳冬の時期に、大きな効果を発揮することは明白です。
しかも、それほどの費用や手間も要しません。
この点も、刑務所長の裁量によってただちに
実施可能と思います。
毛布の枚数が増えたり、重ね着が許可されたりと、
かつてに比べれば改善がはかられているのは事実ですが、
受刑者にとってはまだまだ冬の寒さは深刻です。
私たちは、星野文昭さんの1日も早い釈放を望んでいますが、
そのためにも、十分な寒さ対策を実施して、
健康を害することなく毎日を送ってほしいと願っています。
4.コート、ジャンバーの重ね着を認めてください。
これも、すぐにでも可能なことですので認めてください。
5.速やかに星野文昭の第2類への進級を認めてください。
旧監獄法が廃止され、現行の「刑事収容施設法」が
施行されてから、3年半が経ちます。速やかな進級こそが、
法律の本来の趣旨と考えます。
にもかかわらず、受刑者にとっては、進級どころか、
下の類に落ちないことで精一杯というのが
徳島刑務所の実情のようです。
これでは、本末転倒も甚だしいと思います。
このような運用を改め、速やかに星野文昭の進級を
認めてください。受刑者全体に対しても、
同様の姿勢で臨んでください。
上記の各項目について、後日、回答を求めます。
よろしくお願いします。
以上
10・11 全国総決起集会
快晴の三里塚の天空に星野旗を高く掲げ
労働者・農民・学生・市民と共に
農地強奪阻止 星野さん奪還を闘う
10・11三里塚闘争へのアピール
星野文昭
10・11三里塚現地闘争に集まったすべての皆さん。
大恐慌の深まり自民党政権崩壊は、労働者・農民・人民の力、
闘いによって情勢をつくり、開く、という全く新たな
動乱期を引き寄せています。
三里塚闘争の大飛躍と勝利をかちとる情勢です。
労働者・農民・人民の怒りが自民党政権を打倒
資本・権力が労働者に犠牲を集中し、農民を切り捨て、
全人民に矛盾と犠牲を強い、利益をむさぼる
資本主義・帝国主義そのものが破綻しました。
生きることも困難になっていることへの
労働者・農民・人民の怒りが、戦後支配していた
自民党政権そのものを打倒したのです。
しかし、民主党政権は、労働者人民の怒りによって政権を
手にしながら、その怒りを恐れ、動揺しつつ、
破綻した資本主義を救済するために、
労働者人民にこれまで以上の犠牲を強いる存在です。
労働者人民に生きられないほどの犠牲を強いている
資本主義そのものを打倒して世の中を変えること、
その力をもつ労働者人民の力でそれをやり遂げること、
資本・権力、民主党・体制内派と闘い
その力をかちとること、それだけが情勢を開き、未来を開きます。
今こそ、資本・権力のために、国鉄分割・民営化によって
労組を破壊し、大失業・賃下げを強い、三里塚闘争を破壊し、
農業・農民切り捨てを進め、全人民に犠牲を強い、
戦争・改憲の道を進めてきた自民党政治、
それを自民党に代わって新たな装いで進める民主党政治を
労働者人民の力で粉砕し、彼らを打倒し、
新たな世の中を労働者人民と共にかちとろう。
私たちはその力を、国鉄・4大産別決戦として、
三里塚決戦として、法大決戦として、
11月・国際連帯闘争として、生み出しています。
これを発展させることに未来があります。
労働者人民の力を全面的に信じ、絶対反対と団結の力で、
職場・地域・学園、そして三里塚の地で闘い、
全労働者人民の決起によって主導権を奪い、
それによって資本・権力を打倒して、
新たな世の中を必ず開くことができます。
そのように、国鉄・4大産別・全産別で闘おう。
10月供用開始粉砕、市東さんの農地強奪粉砕、
現闘本部強奪粉砕を、空港絶対反対・農地死守、
労農連帯の闘いで絶対に勝利しよう。
三里塚と共に闘い必ず合流する
私も共に闘った71年代執行阻止の闘いが、
今日の反対同盟の皆さん、現闘の同志の闘いとして、
より強固に生きていること、
市東さんの畑で「星の木」が大切に育てられていること、
そして、星野総会へのメッセージで北原さんが
「出て、三里塚に来い!」と
呼びかけてくれることに、心から励まされています。
三里塚の歴史は、権力との不屈の闘いを通して、
また条件派との非妥協の闘いを通して、
未来を開く力をかちとってきたし、
そのことが、今の時代に、大失業・戦争の攻撃をうち破り、
未来を開く、動労千葉・国鉄を軸とした
階級的労働運動と一体の労農連帯の闘いとして、
日本と全世界の労働者・農民・人民の心をつかみ、
総決起をかちとる展望を開いています。
その力で、権力自身無実を承知で強いている
星野無期−35年投獄を許さず、
再審無罪・即時釈放の労働者人民の大衆的な闘いに勝利し、
必ず合流をかちとろう。
2009年10月 徳島刑務所にて
市東さんの畑で大切に育てられている「星の木」の前で
第2次再審勝利!星野奪還!を誓い合う
第2次再審に勝利して 星野さんをとり戻そう!
9月4日、弁護団会議開催。
「第2次再審請求書」執筆が進行中
星野さんも全力で「陳述書」の作成を開始
11月提出を確認し、作業手順を決定
弁護団事務局・再審連絡会事務局も全力投球
鈴木弁護団長は、「全国の労働組合や闘う団体に
そのまま持って入れる様な再審請求書を
完成させる」と張り切っています
各地の「星野の会」から再審カンパが
集約されつつあります。全国の皆さん、
改めて再審カンパをお願い致します
「星野カレンダ−2010」は
10月20日完成を目指し作成中です。
11・1全国労働者総決起集会に集まろう
11・28星野全国集会の成功を
裁判員制度は やっぱりいらない!10・2全国集会
東京 四谷区民ホ−ルに450名が結集
集会の運営を「全国再審連絡会」の多くのメンバ−が支援
会場受付に星野旗を掲げ関連資料を配布
全国各地の市民運動の参加者にアピ−ル
群馬合同労組第4回定期大会星野・奥深山特別決議
星野文昭さんの再審と奥深山幸男さんの
免訴を勝ち取る特別決議
1971年11月14日、日本政府による欺瞞的な沖縄返還条約に反対する労働者学生の闘いが東京・渋谷であった。沖縄返還協定批准阻止闘争である。沖縄においては全島ゼネストが闘われた。日本政府は日米安保体制の強化のため、あらゆる国家暴力を動員し沖縄と本土の闘いをつぶそうとしていた。当日渋谷でデモ弾圧を行っていた警察部隊はデモ隊に撃破され、一人の警察官が火炎瓶による火傷で死亡した。
その犯人として多くの高崎経済大学学生が逮捕されたが、苛酷な取り調べに屈しなかった星野さんと奥深山さん荒川さんを標的に政治的弾圧として重罪重罰攻撃がかけられた。星野さんは無期懲役囚として徳島刑務所に収監されており、奥深山さんは裁判中に重篤な精神病を発病し公判が停止し(裁判は継続中)、荒川さんは懲役13年を終えている。そして今、星野さんは無実を訴え再審を要求し、奥深山さんは治療の権利・生きる自由を求めて免訴の申立を裁判所におこなっている。
無実の人間に無期懲役刑を強制し、事件から38年も経つのに裁判を強制し、あくまで権力に楯突く者を弾圧しようとするのが日本政府である。星野再審と奥深山免訴は基本的人権を守る絶対的な闘いで有ると同時に、労働者と資本の闘いが持つその非和解性に規定されている闘いである。
星野さんも奥深山さんもでっち上げ有罪攻撃と闘っているが、政府にとって警官死亡の「犯人」は、誰でもいいということではなかった。その「犯人」は星野さん、奥深山さんでなければならなかったのである。なぜなら彼らこそ、沖縄のため、日本の労働者のために自らの犠牲をいとわない、闘いの最先頭だった。そして何より、弾圧に屈しなかったからである。彼らは唯一の希望、権力のもっとも恐怖するもの=闘いと団結の旗を守り抜いた。
誰もが権力に恐怖し、自分は非力だからと闘いから逃げ、起ち上がることを躊躇する中、彼らは起ち上がり、労働者学生の団結こそ勝利の道であることを確信していたのです。「星野さんのように闘おう!」「星野さんと共に闘おう!」は今まさにすべての労働者に突きつけられていることです。
君には徳島刑務所の上にはためく、巨大な深紅の旗が見えるか?
その旗の文字は労働者の血で刻まれている。「万国の労働者は団結せよ!」と。
星野文昭さんが守り抜く、その旗のもとに団結せよ!
以下、星野さんが6/14−15集会に寄せたメッセージを確認し、本大会で星野再審・奥深山免訴を勝ち取るため全力で闘うことを決議する。
『資本主義の命脈は尽きています。大恐慌への資金=税金の投入は、一層、大破綻を深めるだけです。そして、資本とその権力にとって、争闘戦を生き延びるために、極限的な搾取・貧困と支配、戦争を労働者人民に強い、まともに働くことも生活することもできない現実を強いる以外になくなっています。
一握りの資本家とその権力が労働者人民を搾取・支配し、犠牲を強い、富をむさぼるあり方そのものを終わらせ、社会を動かしている労働者人民が社会の主人公となって、その人間的力・共同性を解き放って、誰もが人間らしく生きられる本物の人間社会を築く以外に未来を開けません。
資本・権力と、それに屈服した体制内指導部が強いる現実への怒りと、闘う団結こそ未来を開く力です。』
2009年7月19日 群馬合同労働組合第4回定期大会
東京北部ユニオン
星野文昭さん奪還・第2次再審勝利に向けての決議
1971年11月14日の渋谷で沖縄返還協定批准阻止
の闘いがありました。
デモ隊のリーダーだった星野文昭さんは国家権力によって
機動隊殺害の実行犯としてデッチ上げられ、
1987年7月17日上告棄却、無期懲役が確定され、
今年の8月6日で獄中35年目を迎えています。
星野さんは無実です。
同じ労働者階級として、星野さんは沖縄全土をゆるがすゼネスト
に応えて、労働者・学生と共に「核も基地も無い沖縄を返せ!」
と渋谷で闘いました。いわゆる渋谷暴動闘争です。
去年7月の第一次再審特別抗告棄却の苦闘の末、
この6月総会で、全国星野再審連絡会議は、
<資本主義打倒を目指す労働者階級の団結の力で、
星野さんを必ず奪還する!>という方針を打ち立てました。
国家権力が驚怖し、その憎悪を一身に受けている
星野さんの存在は、救済の対象ではなく、
共に闘う階級として在ります。
すなわち星野さんの存在は、労働者階級と同一のものであり、
星野奪還は、労働者階級の闘いであるということです。
同じ階級としての、法大闘争の学生達が
「星野さんのように闘おう」「星野さんと共に闘おう」と、
ゆるぎない確信で星野さんに応えています。
私たち労働者の団結の力で、第二次再審に勝利し
一日も早く星野さんを取り戻しましょう!
以上、決議する。
東京北部ユニオン第4回大会 参加者一同
東京西部ユニオン
星野奪還、第二次再審勝利に向けた決議
星野文昭さんは一九七一年、侵略戦争の出撃基地である
米軍基地の撤去を求め、ペテン的な沖縄返還を阻止するため、
全身全霊をかけて労働者階級の先頭で沖縄闘争
渋谷暴動闘争を切り開きました。
この闘いにより七〇年代の労働者階級の闘いが
プロレタリア革命へと突き進むことを何としても押しとどめようと、
国家権力は星野さんに対して殺人罪をでっち上げ、
無期懲役で三五年間も獄中に閉じこめています。
昨年七月、最高裁は第一次再審において、
無実の実証がされたことを認めながらもなお、
再審を棄却するという暴挙に出ました。
これこそ〇八年の階級的労働運動が五月法大決戦、
六・二九サミット粉砕・渋谷デモとして爆発したこと、
労働者階級・学生が処分も逮捕も恐れず渾身の決起を
かちとり、プロレタリア世界革命への巨大な地平を切り開いた
ことへの恐怖にほかなりません。
星野文昭さんの獄中三五年の不退転・不屈の闘いこそ
私たちが資本も権力も恐れず闘い抜き
勝利できることを指し示しています。
私たち東京西部ユニオンは十一月全国労働者総決起集会で
一万人結集を実現するため、
二〇〇人の結集を断固として勝ち取ります。
その力で国鉄一〇四七名解雇撤回闘争と階級的労働運動の
主導権をこの手に握りしめる決意です。
「全国・全世界の労働者人民の団結した力で資本主義を
終わらせ、労働者人民の手で誰もが人間らしく生きられる
世の中に変える。
その闘いと一つに、その闘いの力で、再審・即時釈放を
必ずかちとりましょう。」と呼びかける星野さんと
私たちは一体です。
六〇〇〇万労働者と結びつき、
労働者階級の自己解放の闘いとして、
大恐慌をプロレタリア革命への闘いを貫いていきます。
星野文昭第二次再審勝利を、全国の労働者の
先頭で闘うことを決意します。
右決議する。
二〇〇九年九月二〇日
一般合同労働組合東京西部ユニオン第八回定期大会
9月27日、京都でユニオン自立(自立労働組合京都)の
第19回定期大会が開催
「星野さんを取り戻す会・京滋」として
連帯の挨拶を述べさせてもらいました。
議案の総括と方針で星野奪還闘争への取り組みが提起
議長からも発言がありました。
11月第二次再審請求書提出をもって本格的な
星野奪還闘争に入ります。
労働者・労働組合の力で星野さんを取り戻そうと
全国で決議が上がっています。
さらに取り組みを強めていきましょう。
9月27日、合同労組八王子の第3回定期大会開催
「星野文昭さんを取り戻す決議」を採択
零細企業を不当解雇され、争議を闘っている
22歳の青年労働者や、未払賃金を支払え!と
闘っている清掃労働者が参加
星野さんのことを初めて聞く労働者が多い中
決議があがったのは、極めて意義深いです。
9月20日、一般合同労組東京西部ユニオン、
東京北部ユニオンの各定期大会に於いて
星野第2次再審・奪還の特別決議が上がりました。
写真は西部ユニオン委員長への
「星野のぼり」贈呈のショットです。
星野さんの35年のたたかいは、今まさに、
労働者人民のたましいを揺さぶっています。
岡山労組交流センターは、
2009年7月12日に、星野さんのように闘い
星野さんを取り戻そう!と、
「階級的労働運動の力で、無実の星野文昭さんを
取り戻そう」の
特別決議を上げました。
この決議は、2009年2月1日、全国労組交流センターの
特別決議の立場に立って、
星野文昭さんを取り戻すために全力で闘うものです。
入田の坂道 徳島刑務所面会報告 09・9・18
9月17、18日の暁子さんの面会で、
結婚記念日のプレゼントの絵が宅下げになり、
手元にとどきました。
星野さんは、皆さんからのお手紙を
楽しみにされているそうです。
写真などもどしどしさしいれてくださるとありがたいです。
8月28日、全国で23番目の会として
新潟・星野文昭さんに連帯する会が結成されました。
県内からの労働者・市民35名で結成集会がもたれ、
新潟でも星野奪還の運動を力強く
根気強く進めていくことを誓いました。
第15回8・15労働者市民のつどい
国益と排外主義に憲法は屈するのか
改憲は阻止できるぞ!2009の会場にて
8・6ヒロシマ大行動
会場で報告集や資料をアピ−ル
星野さんのメッセ−ジを増上昭典さんが代読
全国の仲間と共にノボリを掲げ市内デモに参加
全国初の裁判員裁判が強行された8月3日、東京地裁は
「裁判員裁判やめろ!」の怒りの声とデモに包まれた。
「裁判員制度はいらない!大運動」が呼びかけたこの日の
デモに、首都圏を中心に450人の労働者・学生・市民が
集まってデモを行った。労働者、学生らと共に
首都圏の星野の会も幟を掲げ闘いました。
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