獄壁こえた 「愛と革命」
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2013年10月1日 東京新聞に掲載




2013年10月11日 出版記念会
『愛と革命』出版記念会を盛大に開催
星野さんを取り戻す希望に満ちて


 10月11日、星陵会館で、星野さんの絵2点が展示される中、『愛と革命』出版記念会が開催され、71人が参加しました。
 共同代表の戸村裕実さんが司会を務め、「この国の中枢、永田町で『愛と革命』の出版記念会が開かれるのは意義あること」と語りました。花束が、出版社代表と星野暁子さんに手渡され、『愛と革命』出版の報告が行われました。出版社からは、短期間で発刊にこぎつけた苦労や、今も注文の電話が鳴り続けていること等が報告されました。暁子さんは、「徳島刑務所デモの翌日に、みんなが持ってきた花束を抱えて面会したところ、文昭が大変喜びました。文昭は無期の獄中にありながら、なぜこんな明るい絵を描けるのか。私たちが求める人間が人間として生きられる社会の人間と人間、人間と自然の関係を描いているからです。39年の闘いは、新自由主義攻撃の下で闘う青年労働者と一体です。」と語りました。そして、「文昭を取り戻すためにも、階級的労働運動を前進させるためにも、この本を売り切ろう。11・3労働者集会、12・1星野全国集会の成功を勝ち取ろう」と訴え、最後に『接吻』という詩を朗読しました。
 戸村さんが「文昭さんを暁子さんのもとに取り戻そう!」と乾杯の音頭をとり、会場は一気に盛り上がりました。
 編集、組版、デザイン・装丁を担当した3人が紹介され、出版にいたるまでの苦心を語りました。続いて再審弁護団が発言に立ちました。
鈴木達夫弁護団長は、9月30日に提出した「意見書」の内容を分かりやすく提起しました。岩井信主任弁護人は、「証拠開示によって再審開始を勝ち取ろう」と訴え、藤田城治弁護人はビデオ国賠について報告しました。
 
獄壁こえた
愛と革命


ついに刊行!
 第1 部 星野文昭絵画集
  画集/生い立ちと闘い
 第2部 生命の輝き  星野暁子
  ―星野文昭とともに生きて―
 第3部 星野文昭さんを取り戻そう
  陳述書/ 70 年安保・沖縄闘争/
  権力によるでっち上げ/確定判決批判
  弁護団の訴え/救援運動の歩み
 第4部 学習会の講演集
  金元重/宮本弘典/客野美喜子
          定価 1,800円

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 各界からお祝いの言葉
 全証拠開示大運動・連続学習会の講師、金元重さん(千葉商科大学教授・国鉄闘争全国運動呼びかけ人)と客野美喜子さん(「なくせ冤罪!市民評議会」代表)が「お祝いの言葉」を述べました。
 動労千葉執行委員の川崎昌浩さんは、「11・3労働者集会を大成功させることが、星野さんに応える闘いだ」と力強くアピール。
 全国労組交流センター代表の辻川慎一さんは、「僕は、本当の労働者階級の党をつくることにかけている。敵は揺れている。ガタガタだ。新自由主義を倒す闘いをやろう」と熱い思いをこめて語りました。三里塚芝山連合空港反対同盟の宮本麻子さん、全学連の斎藤郁真委員長、北部ユニオン街分会から、お祝いの言葉が続きました。
 革共同の天田三紀夫書記長は、「大恐慌が深化し、アメリカ政府がデフォルトの危機に直面するなど新自由主義の崩壊、フクシマの現実と大変な時代が来ている。『愛と革命』を労働者階級に持ち込み、革命の時代を切り開こう。星野文昭さんを取り戻そう」と決意を語りました。
 『愛と革命』を広めよう
 労働運動を闘っている労組委員長が「この『愛と革命』を読んで、涙が出るほど感激した。今日は、組合の若い労働者を連れて記念会に参加した。」と語ってくれたように、この本は闘う労働者に希望と勇気を与える本です。
 『愛と革命』を全国で拡大しましょう。この本を広範な労働者人民の手元に届け、12・1星野全国集会を成功させましょう。








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